今回は、HG 1/144 ザク・デザートタイプ(ダブルアンテナ仕様)のパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵には3体のザク・デザートタイプ(ダブルアンテナ仕様)が掲載。それぞれ、M-120ASザク・マシンガンを構える姿、指揮を執る姿、地中から飛び出す姿になっています。背景には広大な砂漠や数機で飛行するドップが掲載されるなど、戦場の臨場感が感じられるイラストになっているのがいいですね。
パッケージは一般的なHGよりも高さが1cm程度大きめ。オリジン版のキットは何気にパーツ数が多いのでパッケージもそれなりの大きさになっています。通常版(HGザク・デザートタイプ)とは同じ大きさでした。
開封。
全部で5袋分のランナーです。初期のオリジン版ザクをベースにザク・デザートタイプで新造された部分のパーツが追加されているので、全体的に細かなランナーが多いです。
説明書はプレバン仕様の白黒タイプ。表紙にはマーキングガイドとカラーガイドが記載されています。中身はパーツリストと組み立て方法のみの簡易的説明書。
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。ザク・デザートタイプと同じく、オリジン版ザクをベースにした構造で頭部だけが新造されています。オリジン版ザクは発売当初、大腿部など各部に造形されたモールドに賛否ありましたが、今は慣れてしまってあまり気にならなくなりました;まぁ好みは人それぞれですね。新造された頭部は細かいパーツ構成で作りがいいです。
カラーガイド。ウッドブラウンを中心としたデザート仕様のカラーリングが再現されています。迷彩は水転写デカールでの再現なので、普通に塗装するだけで問題なさそうですね。道具や技術がある方であれば、「迷彩は塗装で!」というツワモノもいるかと。砂漠仕様の汚しを加えてリアルに仕上げたいところです。
では各ランナーを簡単に見ていきます。以下、しばらくHGザク・デザートタイプ(オリジン版ザクのランナー含む)からの流用です。
↑Aランナー。ライトブラウンとブラウンのイロプラランナーで、腰部や腕部、ソール部パーツなど。
↑D1ランナー。ダークグレー成型色で、胴体内部や四肢関節・内部パーツ類。KPS素材です。
↑C1、D2ランナー。C1はダークブラウン成型色で、各部の動力パイプパーツ。軟式素材です。HGザク・デザートタイプでは頭部と腰部・脚部が色分けのために分けられていましたが、ダブルアンテナでは一体の同一成型色になっています。D2はD1の一部と同じ。KPS素材です。
↑E1、E2ランナー。ダークグレー成型色で、頭部や脚部内部パーツ、M-120ASザク・マシンガンパーツなど。
↑F、G1、G2ランナー。Fはダークグレー成型色で、ハンドパーツやヒートホークパーツ。G1はブラウン成型色で、胴体部パーツ。G2はライトブラウン成型色の胴体部パーツです。G1とG2はHGザク・デザートタイプでは一体の同一成型色でしたが、こちらは2色に分割されています。
↑H1、H2、H3ランナー。H1はダークブラウン成型色で、ラッツリバー式3連ミサイルポッドやラッツリバー式P-3 2連ミサイルポッド、SA-712クラッカーポッドパーツ。H2はブラウン成型色で、頭部やソール部パーツ。H3はブラック成型色で、バックパック(ランドセル)パーツです。HGザク・デザートタイプでは全て一体の同一成型色でしたが、ダブルアンテナでは3色に分割され、胸部パーツが省かれています。
↑Iランナー。ライトブラウン成型色で、頭部や腕部、脚部パーツなど。HGザク・デザートタイプからの流用ですが、右中央の通常版用頭部パーツが省かれ、左と右上にダブルアンテナの頭部や色違いの胸部パーツが追加されています。
↑ポリキャップPC-001、水転写デカールです。
以上です。同日発送のドバイ仕様ガンダムでは、四肢など色分け部分が細かくパーツ分割されていましたが、ガンプラも将来、このような迷彩模様さえもパーツによる色分けが実現されたりするのかも。水転写デカールのほうが無難とは思いますが、塗装などができない方でも組むだけで美しい迷彩が楽しめる日が来ればいいですね。
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キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。(一度切りです。)切れ味はもちろん優秀。薄刃ですが強度が高く長持ちするのでおすすめです。⇒ヌルっと切れる片刃ニッパーのレビューはこちら