こんにちは!今回は、HG 1/144 ユーゴーのレビューをご紹介します!
ユーゴーは機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズに登場する武装組織『夜明けの地平線団』が所有する量産型モビルスーツです。頭部にコックピットを配置したヘキサフレームと呼ばれる独自の内部フレームを持ち、脚部を逆脚に換装してあるという異質な形状のモビルスーツ。HG 1/144 ユーゴーの発売日は2016年10月8日。価格は1,296円(税込み)です。
宇宙人のようなデザインの異色なキット。ヘキサフレームで構成されていて、オレンジ、ダークブルー、ホワイトグレーのデザインが特徴的です。
鳥類のような脚部が独特。不安定そうに見えますが、直立はそこそこ安定しています。
肩部のアーマーはガンダムフレームキットと同様に換装可能。
外装パーツをすべてパージした状態のヘキサフレーム。脚部が通常の逆向きに可動する独自機構を採用。頭部のディティールはシールでの再現。
正面と後面から。共に左右対称の形状。
左右面から。上半身は通常のボリューム感ですが脚部が細くスリムです。
頭部はかなり特徴的。顎が長く、頭部が平たい形状。本編では内部にコックピットが格納されているという設定。3本ラインのデザインが独特。
頭部の裏面には肉抜き穴のようなものがあります。裏面のカメラのようなディティールはシールでの色分けとなります。バックパックはオレンジベース。左右に武器保持用のアタッチメントが付属し、脱着可能。スラスターはむき出し状態。
バストアップ。ショルダーアーマーは一部シールによる色分け。
ショルダーアーマーには2基のスラスターが付いていて、若干の角度調整が可能。
腹部周り。ガンダムフレームと同じようなシャフトが搭載されています。
腹部フレーム部分の裏面には肉抜き穴がありました。
脚部は骨格のみのような形状で、軽量化されたような特徴的なデザイン。つま先の接地面はほぼないものの、かかとに可動式の別パーツがついているため、直立が安定します。
足首はガンダムフレームと同じような形状。かかと裏のディティールは最低限のものです。
腕部は人間味の高いデザイン。合せ目が裏面のど真ん中にあるので、塗装時は合せ目消しが必要です。
HGガンダムバルバトスルプスと。サイズはほぼ同じくらい。外装アーマーの形状から、ユーゴーのほうがややボリューム感があります。
ボリュームある形状がネックとなり、頭部の上下可動域は気持ち程度。
左右への首振りもショルダーアーマーとの干渉などで広く取れません。
腕部の展開はショルダーアーマーの干渉により、水平程度。
肘の可動は外装パーツのサイズ程度に可動。まずまず。
腰部は外装パーツの干渉も少なく、たっぷりと可動します。360度回転することも可能。
HGガンダムバルバトスルプスと同様に、アクションベース用アタッチメントが付属。
アクションベースに設置。安定していてポージングもしやすいです。
腰部に外装パーツが少ないので、脚部前後への可動は驚異的。独特な可動機構を持つキットなだけに、脚部をアピールしたポージングができるのがこのキットの醍醐味です。画像右は脚部を伸ばしきった状態。一直線な脚部スタイリング。
脚部には関節が2箇所あり、膝部的に折れ曲がる箇所と反対に折れ曲がる箇所があります。
足首の前後への可動は微妙。ほとんど可動域はありません。足首がガンダムフレームと同じような構造なので、脚の甲はしっかりと可動します。
脚の甲とかかとの可動箇所により、クローのような脚部を演出することができます。
脚部前面にあるアーマーにより、内股の表現はわずかです。逆にがに股はしっかりと可動。
脚部の左右に装備されたアーマーが干渉し、左右への開脚は全開にはできません。足首は90度可動。足首のアンクルガードは上下に可動し、中心には合わせ目があります。
脚部の左右に装備されたアーマーには小型のクローが内蔵されています。アーマーはモナカ割なので、真ん中に合わせ目があります。
マシンガン、円月刀☓2、リード線☓2が付属。
リード線により、脚部両脇のアーマーからクローを展開可能。
マシンガンには細かなディティールがあり、スジボリなどをしなくても美しい見た目になっています。形状はモナカ割。
マニピュレーターに指すだけで保持が可能。
円月刀にも適度にディティールが入っています。こちらもモナカ割。
円月刀はバックパックにマウント可能。装着することで円形のディティールという特殊な形状になります。
円月刀の先端には固定用のダボがついていて、組み合わせて固定させることができます。(画像左)武器用アタッチメントをバックパックの手前の穴に差し込んで固定させることも可能。(画像右)
円月刀はマニピュレーターに指すだけで保持可能。ただ、円月刀の形状から、マニピュレーターからクルッと回転してしまうこともあります。
では適当に何枚かどうぞ。
独特な形状から好みは別れるところですが、脚部の可動やクローの演出などは独自性があって楽しめるところです。ポリキャップを使用した関節で、ポロリも一切なく、ポージングもしやすいです。円月刀やリード線による演出、奇抜な形状、ヘキサフレームの独自性など、どこをとっても新鮮味あふれるキットなので、これまでのガンダムフレームとはひと味違ったスタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。
4 件のコメントがあります。
湯たんぽゼータ
on 2016年10月11日 at 04:49 -
とても気になっていたキットなので
参考になりました♪
ありがとうございます♪
nori
on 2016年10月11日 at 04:50 -
コメントありがとうございます!
こちらこそ、いつもご覧いただきありがとうございますm(_ _)m
ユーゴーはこれまで発売されてきたガンプラと比べてもちょっと特殊で異質なキット形状ですよね~。ユーゴーとUFO、名前の関係性ってなんか関係あるのかなって感じです(笑)
匿名
on 2016年10月11日 at 14:28 -
武装の豊富さ、組み立てやすさ、カッコよさが揃っているので、オススメできるキットですね。
ちなみに、カカトの爪は収納しているのがデフォです。
nori
on 2016年10月11日 at 20:50 -
コメントありがとうございます!そうなんですよねー^_^;爪を収納した状態を撮影していないのがちょっと不備の点です。申し訳ないですm(_ _)m
時間があれば撮影してアップしたいと思います。