MG ガンダムエクスインパルスのパッケージ・ランナーレビュー

今回は、MG 1/100 ガンダムエクスインパルスのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。

パケ絵はアードラー弐型（ツヴァイ）とシールドを装備して射撃体勢を取るエクスインパルスの姿が掲載。背景には蒼穹旅団のエンブレムや英字の機体名が斜めに記載されたおしゃれなデザインになっています。ガンダムビルドダイバーズ Genius Head Lineはムック「ガンダムホビーライフ019（KADOKAWA刊）」より連載がスタートした『ガンダムビルドダイバーズ』の公式外伝になります。

パッケージはMGのVer.Kaなどと同じ大型サイズ。MGなので内部フレームが構成され、背部Exシルエットにもボリュームがあるのでこのサイズになっているようです。ランナー2枚分ほどの余剰パーツも付属。

開封。

全部で11袋分のランナーです。

説明書はパケ絵のカラー版。蒼穹旅団をイメージしたような空色で清潔感のあるデザインになっています。劇中ではソロダイバー『ミト・コグレ』のガンプラ『ガンダムリントヴルム』とバトルを繰り広げたとのことですが、映像作品としても見てみたい気がします。

一通り説明書をどうぞ。

以上、説明書でした。内部フレームなどのベース部分はMGインパルスガンダムからの流用。合体変形機構が再現された完成度の高いフォーマットで、若干の古さを感じるインパルスガンダムの外装がエクスインパルス用に一新されています。それによってバランスの良いプロポーションに変化し、今風のデザインに生まれ変わりました。ただ、流用ランナーが多く、パーツを探すのにランナーを寄る必要があります。その分組み立てには時間はかかりますが、組む楽しみという部分では申し分なしです。

カラーガイド。大部分が無彩色なので、カラーガイドにもグレー系が並びます。色味の差を出すだけでいいので塗装は比較的楽そうです。ただ、パーツ構成があっさりとしているぶん別パーツ感が薄いので、スジボリなどしてモールドを強調させたほうが、メカニカルさが出ていいのかなと思います。

では各ランナーを簡単に見ていきます。

↑Aランナー。ホワイト、グレー、イエロー、クリアーのイロプラランナーで、コアスプレンダーやマルチパック、シールドパーツなど。以下、しばらくMGフォースインパルスガンダムからの流用ランナーです。

↑Bランナー。ホワイト成型色で、腰部や腕部、脚部外装パーツ。同じものが2枚あります。

↑Cランナー。ホワイト成型色で、胴体部や腕部外装パーツ、コアスプレンダー、シルエットフライヤーパーツ、Exシルエットパーツなど。

↑Dランナー。グレー成型色で、ハンドパーツです。MGエールストライクガンダムVer.RMからの流用ですが、ABSからKPSに変更されています。

↑D、Eランナー。Dはライトグレー成型色で、背部や脚部外装パーツ。Eはレッド成型色で、頭部や腹部、ソール部パーツなど。

↑Gランナー。グレー成型色で、Exシルエットやシルエットフライヤーパーツ、各種ランディングギア、対装甲ナイフ、Exシルエット用台座パーツなど。

↑Hランナー。ダークグレー成型色で、Exシルエットやシルエットフライヤーパーツ。

↑Iランナー。グレー成型色で、脚部内部パーツ。ABS素材で同じものが2枚あります。

↑Jランナー。グレー成型色で、胴体内部パーツやシールドパーツ、ディスプレイ用ジョイントパーツなど。ABS素材です。

↑Kランナー。グレー成型色で、腕部内部パーツです。ABS素材。

↑Lランナー。ダークグレー成型色で、Exシルエットパーツ。ABS素材です。

↑Mランナー。ホワイト成型色で、Exシルエットのウイングやシルエットフライヤーパーツ、シールドパーツなど。

↑N1、N2ランナー。ダークグレー、グレー、レッド、イエローのイロプラランナーで、頭部や胴体部、腕部、脚部パーツ、アードラー弐型（ツヴァイ）パーツなど。一部がKPS素材です。以下、エクスインパルス用の新規ランナーです。

↑O1ランナー。ホワイト成型色で、頭部や胴体部、腕部、脚部外装パーツ、ビーム・サーベルパーツなど。

↑O2、SB1ランナー。O2はホワイト成型色で、O1の一部と同じ。SB1はクリアピンク成型色のビーム・サーベル刃です。

↑P1、P2、P3ランナー。P1とP2はブラック成型色で、ウイング基部などのExシルエット用パーツ。P3はクリア成型色の頭部パーツです。

↑ポリキャップ（PC-130B）。

↑水転写デカール、ホイルシールです。

以上です。コロナの影響もあってか、HGUCやMGの新キットが滞っているのは少し残念ですが、リントヴォルムやこのエクスインパルスなどのように、ビルド系や雑誌企画で1/100サイズキットのキット化が続いているのはありがたいところです。幸いもうすぐMG Ver.Kaの20周年を記念した企画が進行しているとのことですし、何かしらキット化の情報が聞けると嬉しいですね。それと、引き続き1/100ビルド系のキット化も続いていくといいですね。