今回は、HG 1/144 シュヴァルベグレイズ（マクギリス機）のパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はライフルを装備し、ワイヤークローを展開するシュヴァルベ・グレイズの姿が掲載。背景には火星が掲載されるなど、劇中の鉄華団襲撃シーンがそのまま反映された形となっています。バルバトス腕部にワイヤークローを掴ませ、ライフルで射撃するシーンですが、これがマクギリス機の唯一と言ってもいいくらいの活躍シーンでした。
パッケージサイズは一般的なHGよりも1cm程度薄型。001のHGガンダムバルバトス、002のHGグレイズそれぞれ同サイズになっています。再販商品なので青バンダイロゴ。『鉄血のオルフェンズ』ロゴも英字表記に変更されています。
横絵は背部フライトユニットやワイヤークローといった各種武装紹介に加え、MSオプションセットを使ったカスタマイズについても掲載。ガエリオ機が使用した16.5mランス装備状態やバルバトス、グレイズと組み合わせたバルバトス第3形態が再現されています。
開封。
全部で3袋分のランナーです。
説明書は少判A5サイズ。表紙にはシュヴァルベ・グレイズ（マクギリス機）の設定画や機体解説、パイロットのマクギリス・ファリドの詳細、劇中のアニメ画が掲載されています。アニメ画はシリーズ開始当初のガエリオ＆マクギリスが掲載。二人の無垢な感じがなんかいいですね。
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。内部や外装の一部など、大部分はHGグレイズからの流用ですが、シュヴァルベ・グレイズで新造された箇所によってグレイズの上位機らしさがうまく表現されています。新造箇所の組み合わせも至ってシンプル。近衛兵という言葉がふさわしいような、高位さを感じるデザインなのがいいですね。
カラーガイドはマクギリス機特有の清潔感あるブルーがベース。主にブルー系とグレー系のみで構成されているので、塗装は比較的しやすそうです。マスキングによる塗り分け箇所がほとんどないのもいいですね。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。ダークブルー成型色で、頭部や胴体部、腕部、脚部など各部外装パーツ類。HGグレイズからの流用ですが、右半分のグレイズ頭部や背部ブースターユニットパーツなどが省かれ、左上にシュヴァルベ・グレイズ用のパーツが追加されています。
↑B、Cランナー。Bはブルー成型色で、胴体部や腕部、ソール部パーツ。HGグレイズからの流用ですが、グレイズ用の胸部パーツが省かれています。Cはライトグレー成型色で、エイハブ・リアクターや脇の動力パイプパーツ。
↑D1ランナー。グレー成型色で、脚部内部フレームパーツやライフル、バトルアックスパーツ。HGグレイズからの流用ですが、左上の背部ブースターユニットパーツが省かれています。KPS素材です。
↑D2ランナー。グレー成型色で、胴体や腕部などの内部フレームパーツやワイヤークローパーツなど。HGグレイズからの流用ですが、右上の頭部内部パーツやワイヤークロー、左上のフライトユニットパーツなどが追加されています。KPS素材です。
↑Eランナー。ブルー成型色で、シュヴァルベ・グレイズ用の各部新造パーツです。
↑ポリキャップ（PC-002）、ワイヤークロー射出状態再現用のリード線、ホイルシールです。
以上です。ガエリオ機共々、パイロットの地位を体現したかのようなデザインになっていてかっこいいですね。登場シーンが少ないせいか、やや存在感が薄いのが残念なところです。プレバンのガエリオ機は現在、販売を終了しており、アマゾンなどでは高額となっています。ですがこのHGシュヴァルベ・グレイズ（マクギリス機）とオプションセット1のランスを組み合わせて塗装することで、ある程度の再現は可能。2体を合わせてより忠実な劇中シーンを再現するのもいいですね。
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