HGUC リゼル（隊長機）のパッケージ・ランナーレビュー

今回は、HGUC 1/144 RGZ-95C リゼル（隊長機）のパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。

パケ絵はシールドを装備し、背部から展開しているメガ・ビーム・ランチャーで射撃するリゼル（隊長機）の姿が掲載。ランチャーの赤い閃光が際立つイラストになっています。背景にはウェイブライダー形態のリゼル（隊長機）、そしてクシャトリヤも掲載されていますが、おそらく劇中、インダストリアル7のコロニー内での戦闘シーンをイメージしたものかと。

パッケージサイズは一般的なHGよりも縦横が1cm程度大きく、高さは1.5cm程度大きめ。通常のHGUCリゼルよりも縦幅と高さが1cm程度大きめですが、背部がウイングユニットに変更されたのと、メガ・ビーム・ランチャーが追加されているのでこの大きさになっているようです。

横絵は組み換えによるウェイブライダーへの変形ギミックの他、メガ・ビーム・ランチャーの可動ギミック、武装類などが簡単に掲載されています。

開封。

全部で6袋分のランナーです。

説明書。HGUCなので、他と同様の大判B5サイズです。リゼルは通常の一般機、隊長機の他、ディフェンサーユニットを装備したタイプが存在。ディフェンサーユニットにもaユニットとbユニットがあり、前者はマイクロミサイルコンテナやハイパー・ビーム・サーベル、後者はビーム・キャノンや2門のメガ・ビーム・ランチャーを装備しています。

一通り説明書をどうぞ。

以上、説明書でした。機動戦士ガンダムUCシリーズはポリキャップを多様した構造。KPS構造ではないため、重量があってゴテゴテした感じがあります。ですがそれがまた良く、宇宙世紀の機体特有のレトロ感があって格好良いです。近年はKPSが殆どでポリキャップも不要になりましたが、この時期のキットはポリキャップ構造としては最も最適化されていたのかなと思います。

カラーガイド。隊長機は通常のリゼルとは胸部や脚甲、センサー類などの色味が異なりますが、カラーガイドでもその部分だけ調色が異なります。他は通常のHGUCリゼルと同じ。塗装に関しては、肩部や武装類などの合わせ目を処理するのと、メガ・ビーム・ランチャーの動力パイプの塗り分けが必要。

では各ランナーを簡単に見ていきます。

↑Aランナー。ブルー、ダークブルー、クリアグリーンのイロプラランナーで、頭部や胴体部、肩部、脚部などの各部外装パーツ、ウェイブライダーへの変形用パーツなど。HGUCリゼルからの流用ランナーです。

↑B、Cランナー。B、C共にブルー成型色で、Bは背部機首パーツ、シールド、ウェイブライダー形態への変形用パーツなど。HGUCリゼルからの流用ですが、右側のリゼル用バックパックユニットパーツが省かれています。Cは腕部や脚部外装パーツ。同じものが2枚あります。

↑D1、D3ランナー。ホワイト成型色で、頭部や胴体部、腕部、脚部などの各部外装、ダクトパーツ、ウイングユニットパーツなど。HGUCリゼルからの流用ですが、リゼルがD2だったのに対し、この隊長機はタグがD3に変更され、パーツも一部が入れ替えられています。

↑Eランナー。グレー成型色で、胴体部や腕部、脚部などの内部・関節パーツ、ビーム・ライフルやシールドパーツなど。HGUCリゼルからの流用ですが、両脇のビームライフルやスラスターパーツなどが省かれています。

↑Fランナー。グレー成型色で、腕部や脚部などの内部・関節パーツ、メガ・ビーム・ランチャーのアームパーツ、ウェイブライダー形態への変形用パーツなど。ABS素材です。

↑Gランナー。ブルー成型色で、バックパックの機首や左右ウイングユニットパーツ。HGUCリゼル（隊長機）用の新規ランナーです。

↑H、SB1ランナー。Hはダークグレー成型色で、メガ・ビーム・ランチャーやバックパックのジョイントパーツ、武器持ち手など。HGUCリゼル（隊長機）用の新規ランナーです。SB1はクリアピンク成型色のビームサーベル刃。

↑ポリキャップ（PC-001）、ホイルシール、マーキングシールです。

以上です。リゼルは現在の情報で存在するのはC型とN型。C型は隊長機やゼネラル・レビル配備機などおなじみの機体ですね。ゼネラル・レビル配備機はカラーリングも良く、武装マシマシの人気機体。なのでキットも入手がかなり困難になっています。自分も昔MGを入手しましたが、手放してしまったのは今考えるとかなり痛かった・・・；

一方、N型は新作の『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』に登場する機体。こちらもなかなかの重装備仕様ですし、黒いカラーリングが印象的です。ディフェンサーbユニットはプレバンで販売中ですが、ゼネラル・レビル配備機の再販、N型のキット化を期待したいですね。