HGUC EWACジェガンのパッケージ・ランナーレビュー

今回は、HGUC 1/144 RGM-89DEW EWACジェガンのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイドのレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。

パッケージはEWACジェガンのボディカラーと同じグリーン。ネタバレになりますが、EWACジェガンはウィリアム1とウィリアム2として2機、機動戦士ガンダムUC第7話にチラッと登場します。ちょうどクシャトリヤ・リペが撃破された後あたり。パケ絵背景もそのシーンが掲載されているようですね。

右腕部の赤いセンサーから情報を読み取って、ユニットを通して左腕部に転送。赤いレーザー通信によってネェル・アーガマに送信していたようです。頭部のユニットを通るときにゴールド部分が流れるように光っているのが印象的でした。

箱のサイズは縦横ともに一般的なHGよりも1cmほど大きめ。高さも1.5cm程度厚みがあり、プレバン商品ではよく見られるサイズのパッケージになっています。

では開封。センサーユニット類があることもあって、ランナーに厚みがありますね。パーツ自体はそれほど多いとは思いませんでしたが、余剰パーツが適度にあり、センサー類に大きい部品が多いのでこれくらいのボリュームになっているようです。

ランナーは全部で4袋分。

では説明書を見ていきます。説明書は表紙や機体解説はない、プレバンならではのシンプルなものが付属しています。なので細かい塗装箇所などを説明書で確認することは出来ません。ホームページを確認しながら塗装する必要がありますね。⇒HGUC EWACジェガンホームページ

カラーガイドは文字のみ。最適な色合いの見本もないので、調色も手探り状態になりそう。よもぎ色をベースに色を明るくしたり濃くしたり調整しながらの塗装が必要です。

では一通り説明書をどうぞ。

ベースはジェガンの組み方になっていて、頭部センサーユニットあたりがかなり特殊ですね。センサーユニットに貼るシールも多いので、このあたりは少し面白さを感じました。武器類は後半にまとめて掲載されています。

Bランナーが異なる形状で2枚あり、説明書にどちらの色を使うのか記載がありません。なので少し迷いそうになることもありましたが、グレーのBランナーは武器のみになっているので問題ないかと。本体を組み立てるときにはグリーンのBランナーのみ使用します。

では各ランナーを見ていきます。

↑Aランナー。グレー、濃いグリーン、ホワイトのイロプラランナーです。脚部、腰部、武装類、スラスター類などで、HGUCジェガンからの流用になります。

↑Bランナー。グリーンのランナーです。シールドや胸部、脚部などの外装パーツ類。HGUCジェガンエコーズ仕様などからの流用で、シールドや脚部、胸部、バックパックなどのパーツ類になります。

↑Bランナー。グレーのランナーです。もう一枚のBランナー。ハイパーバズーカやビームライフルなど。HGUCスタークジェガン用Bランナーから一部が流用されています。

↑Cランナー。グリーンのランナーです。脚部や腕部、胸部などのパーツ類。頭部パーツ類はすべて余剰となります。

↑Dランナー。グレーのランナーです。関節や内部パーツ類。

↑Eランナー。グレーのランナーです。ジェガンエコーズ仕様からの流用で、バズーカやバックパックパーツなど。

↑Kランナー。ホワイト、グレー、グリーン、濃いグリーンのイロプラランナー。HGUC EWACジェガン専用のランナーで、頭部やセンサーユニットなどのパーツ類。大きなセンサーユニットが特徴的。

↑SB5、ポリキャップ（PC-132）。クリアーピンクのサーベル刃は長短で1本ずつ付属します。

マーキングシール、ジュエルシール、ホイルシールです。

以上です。劇中では一瞬しか搭乗しませんでしたが、それでもこのようにキット化されるのは嬉しい限りです。まぁジェガンタイプが量産可能なのでこのEWACジェガンも発売されたんだと思いますけどorz

索敵が主な任務なので特別目立った色分けされているみたいではないですし、地味と言えばそうかも。ですが形状には独特で味なものがありますし、武器を装備するとけっこう様になるので、塗装して飾っておくのもいいかもですね。

干渉箇所がそれなりにあるキットなので、もし塗装するなら各パーツの脱着や可動時の擦れにはご注意を。それと特に主役機や重要な機体でもないので水転写デカールの発売は後回しになりそうな予感も。積みの一機になることも予想されますが、組んでみるとなかなか満足できる良いキットなので、余裕があれば組んであげてみてくださいね。