今回は、2013年6月に発売されたビルダーズパーツHD-16 1/100 MSフィギュア01のレビューをご紹介します！
ビルダーズパーツHD MSフィギュア01は、細部にまでこだわった公式改造パーツです。情景再現用に欠かせないパイロットやメンテナンスクルーなどを1/100スケールで再現。同スケールのモビルスーツやディスプレイアイテムなどと組み合わせることで、メンテナンスシーンや格納庫内の情景などの演出が可能なアイテムになっています。価格は660円（税込み）です。
内容物はパイロット（男性、女性）、女性クルー、艦内移動クルー（宇宙）、メンテナンスクルー地上用5体、メンテナンスクルー宇宙用5体です。すべて2個ずつ、合計28体のフィギュアが入っています。
成型色は他のビルダーズパーツと同じくサフを吹いたようなライトグレー。小さいフィギュアですがモールドが分かりやすく、細部まで丁寧に造形されています。組み立ては不要。ランナーから切り出すだけで完成します。小さいので紛失に注意。
パイロットフィギュア（男性、女性）。機動戦士ガンダムUCに登場するような近未来的なパイロットスーツで、表面には曲状のラインモールドが細かく入っています。バックパックもボックスタイプでリアル。下部バーニアまで細かく造形されています。流石にバーニア口は簡単な作り。
MGゼータガンダムVer.2.0の整備クルー、パイロットフィギュアとRG RX-78-2ガンダムに付属しているアムロ・レイフィギュアと並べて。MGのフィギュアよりも少し大きめです。台座がないぶん自立させるのが難しいですが、自然な形でディスプレイできるのはメリット。
HGUC RX-78-2ガンダム（REVIVE）、MG RX-78-2ガンダムVer.3.0と並べて。1/100サイズのフィギュアなのでVer.3.0と組み合わせるとちょうど良さそうですね。一方、HGUCと組み合わせるには少し無理があるようです。
女性クルー、艦内移動クルー（宇宙）。女性クルーは片手を上げて格納庫内を移動するようなポーズ。おかっぱなのでセイラさんっぽいですね。艦内移動クルーはレバーを掴んで移動するポーズでの再現。パイロットスーツは上記のものと同じです。こちらも格納庫や艦内シーンを演出する際に使えそうです。
艦内をイメージしたディスプレイベースがないので、手元にあるカスタマイズシーンベース01（RGジオングラストシューティングセットより）を使って艦内移動クルーをディスプレイ。ベースに移動用レバーは造形されていないですが、壁面に沿わせるだけでもそれらしくはなりますね。
女性クルーをディスプレイ。格納庫内を移動するシーンもそれらしく演出できますが、画像のような支柱を使うと目立ちすぎるのでどうディスプレイさせるかが悩みどころとなりそうです。（両面テープで固定しています。）
続いてメンテナンスクルー地上用5体のうちの3つ。服装はシンプルな作業服で、頭部も頭髪にヘッドホンの軽装スタイルです。ポーズは両手を上げるポーズ、左手を突き出すポーズ、手を耳に当てるポーズなど様々。
中央フィギュアは見えにくい箇所にモールドが入っていないので、気になる場合は掘り起こすなどする必要がありそうです。
メンテナンスクルー地上用5体のうちの残り2つ。服装は同じです。立膝を付いて大きさを測っているようなポーズと指を指しているポーズ。右側は現場監督っぽいですね。
こちらは各面とも細かく造形されているようです。
MGEXユニコーンガンダムのケージと組み合わせて。このような作り込まれたゲージだととてもよく合いますね。現場の雰囲気がすごく良く伝わってきます。
メンテナンスクルー宇宙用5体のうちの3体。宇宙服はパイロットフィギュア（男性）と同じデザインです。ポーズもメンテナンスクルー地上用と同じ。完全防備姿なので、格納庫よりも船外作業などのシーンを再現する場合は重宝しそうですね。
こちらも中央のフィギュアは内側にモールドが入っていません。
メンテナンスクルー宇宙用5体の残り2体も地上用と同じポーズ。宇宙服にバインダーはちょっと違和感がありますが、ポージングバリエーションが豊富なので同じポーズが並ばないようになっているのはいいですね。
MG ガンダムF90用 ミッションパック 専用ハンガーと組み合わせてディスプレイ。足元に設置するとメンテナンス中らしくなりますが、カーゴなどがない箇所に設置させるとちょっと不自然な感じになるかも。
適当に何枚かどうぞ。
以上、ビルダーズパーツHD MSフィギュア01のレビューでした。
続いてビルダーズパーツHD MSフィギュア01のパッケージ・ランナーレビューです。
パッケージは他のビルダーズパーツと同様、ビニール包装の陳列タイプ。透明で中身が確認しやすくなっています。裏面にはセット内容などが記載。
台紙の裏面はセット内容、内面は組み立て方が記載されています・・・と言っても切り出すだけなので、組み立て方法と言うよりはフィギュア解説ですね；
↑Aランナー。2枚入っています。
以上です。パイロットスーツの細かいモールドが造形されるなど、キットに付属する一般的なフィギュアよりもしっかりとした作りになっているのがいいですね。バリなどもなく、切り出して少しゲート処理、塗装してやるだけで良さそうですし、色んなポーズがあるので幅広く使えそうです。
一部フィギュアにはモールドが入っていない箇所があるものの、そんなには気にならないですし、MGやMGEXに付属しているリアルなゲージにもとても良く合います。艦内を移動するクルーなども何気ない演出ができ、メンテナンスクルーもリアルな整備シーンが再現可能。より世界観が追求出来るアイテムとして重宝しそうですね。
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組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。切れ味はもちろん優秀。薄刃ですが強度が高く、長持ちするのでおすすめです。⇒ヌルっと切れる片刃ニッパーのレビューはこちら
