今回は、MG 1/100 ガンダムアヴァランチエクシアダッシュのレビューをご紹介します！
MG 1/100 ガンダムアヴァランチエクシアダッシュは、『機動戦士ガンダム00V戦記』より、ガンダムエクシアの特殊装備仕様『ガンダムアヴァランチエクシアダッシュ』の1/100スケールモデルキットです。高機動型装備のアヴァランチユニット、ダッシュユニットを完全新規で再現。高速移動モードへの変形、ダッシュユニットのGNクロー開閉といったギミックが再現可能です。GNロングブレイド、GNショートブレイドの他、エクシアの基本武装である７本の剣も付属。価格は7,236円（税込み）。プレミアムバンダイ限定商品です。
高機動型装備ユニットが新造されたMGアヴァランチエクシアダッシュ。ガンダムエクシアがアヴァランチユニットとダッシュユニットを装備した姿です。重厚感ある特徴的な造形が再現されています。エクシアと同じく部分的にホログラムパーツが使用され、虹色に輝くようになっています。
エクシア基本色のトリコロールカラーに加え、ブルー、ホワイト、イエローの新造ユニットが追加されているため、全体的に少しカラフルなデザイン仕上がっています。新造パーツも細かいパーツ構成で色分けされています。
上半身ににアヴァランチユニット、下半身にダッシュユニットを装備しているので重量感がありますが、後方に伸びるダッシュユニットがサポートしてくれるので自立は安定します。
頭部。ガンダムエクシアと同じ形状です。複数パーツの組み合わせで合わせ目はモールド化されています。頬（頭部側面）のパーツがはめ込みにくかったりするので、破損には少し注意が必要です。（個体差があるかもです。）額と後頭部のセンサーにはクリアーグリーンパーツが使用されていて、表面にシールを貼るようになっています。
頭部両脇のコンデンサーは内部にシールを貼るようになっていますが、貼ると剥がしにくくなるので今回は貼っていません。とさか両脇にはホログラムパーツが使用され、後頭部にできる合わせ目は段落ちモールド化されています。
胸部。全体的な造形はほぼエクシアと同じですが、エアインテーク部分に色分けパーツが追加されています。画像ではわかりにくいですが、中央のクリアーグリーンパーツには文字が彫り込まれています。
エアインテークや肩のアンテナ、腹部のコックピットハッチなどが可動。コックピット内部は適度に造形され、刹那・F・セイエイのパイロットフィギュアが内蔵されています。
腰部。ガンダムエクシアの形状に加え、アヴァランチエクシアおなじみのカラフルなフロントアーマーとリアアーマーが新造されています。フロントアーマーの付け根はボールジョイント型で、少しふらつきますが外れることはありません。
フロントアーマーは脚部と干渉するとバラけやすく、ポージング時にポロリが多発したりします。なので少し強度をアップさせるとラクにポージングできそうです。
背中にマウントされたユニットから、ホログラムパーツがリアアーマーに接続されています。リアアーマー中央はスリット入りのスラスターが造形されています。リアアーマーも少し固定が甘いので、ポージング時に外れることもあります。（しっかりとはめ込めていないのか、もしくは個体差があるのかもしれません。）
腕部。アヴァランチエクシアならではのゴテゴテした造形。エクシアの腕部に、肩や前腕にユニットが追加されています。肩のユニットは被せるタイプ。エクシアのショルダーアーマーがふらつくので全体的にややふらつきがありますが、ユニットが外れることはなかったです。
ユニットのアーマーは色分けされ、裏面も動力パイプなどが造形されています。
アーマーはくの字に可動し、GNバーニアが露出。付け根もポリキャップで柔軟に可動します。
前腕のアーマーもエクシアの腕部に被せて組み付ける構造。こちらはふらつきなくしっかりと固定されています。複数パーツの組み合わせなので合わせ目はありません。GNバルカンはスリット入りの別パーツで色分けされています。
脚部。ガンダムエクシアの脚部にダッシュユニットを装備していることでかなり肉厚なスタイルになっています。
フロントのアーマーは少し手前に引き出せ、上下に可動させてGNバーニアを露出させることができます。
ふくらはぎ裏にはGNバーニアが造形され、僅かですが上下に可動します。ダッシュユニットはアームによって上下に（フレキシブルに）可動します。
外装も厚みがあり、内側にはスリットが入ったパネル（足置き）が造形されています。内部のグレーパーツはモールドに沿ったわせ目になっています。
パネル（足置き）は手前に可動して引き出すことができ、外装を開くことでGNバーニアが露出します。
先端のクローは手前に起こすことができ、各指が細かいパーツの組み合わせによって1本ずつ柔軟に可動するようになっています。
先端には付属のビームサーベル刃をマウント可能。
背中にはGNドライヴの周りにユニットを装備。武器類がマウントできるようになっています。左右2箇所のマウント部は少し左右に可動するようになっています。
基本は固定式ですが、背中のユニットを外すことで内部のGNドライヴを取り出すことができます。GNドライヴはコーンの部分が引き出し可能。内部にLEDユニットを2個内蔵可能です。LEDユニットを内蔵していないとクリアーパーツが押し込まれて外れてしまったりするので、取扱に少し注意が必要です。
MGジム・コマンド（コロニー戦仕様）、MG強化型ダブルゼータガンダムVer.Kaと比較してみました。MGとしては比較的小柄なキットになっています。
頭部の上下可動はそれなり。首がそれほど長くもないので、顎引き、見上げる状態の表現には乏しさがあります。左右へは多少干渉が気になりますが、水平にも可動させることができます。干渉によるアンテナの破損などには注意が必要です。
腕は水平以上に上げることができますが、肩のホログラムパーツによって押し戻され、やや垂れ下がった状態になってしまいます。肘も外装パーツの干渉によって90度程度までとなっています。
肩は付け根の引き出しギミックによって前側にかなり広くスイングさせることができます。後方へは干渉物が多いのでそれなり。
腹部（腰部）はまずまず前後スイング可能。背中とリアアーマーがホログラムパーツで接続されているため、腰はほぼ回転させることができません。
付属のマウントパーツを使用してアクションベースにディスプレイ。まずまず固定されていますが、キットを斜めにすると外れそうです。
腰のアーマー裏は別パーツで細かく造形されています。
ラメ入りのクリアーグリーンアクションベースが付属。ネジを使わない各部がスライド固定式のアクションベースになっています。
見た目によらず腰アーマー類が上がらないので、前後開脚はアーマー類を交わすようにして広げるようになります。少し不格好になってしまいます。
膝はくの字適度に曲げられます。エクシアだと下部関節も曲げられますが、こちらはダッシュユニットを装備しているので曲げることができないようです。アヴァランチエクシアに換装しても曲げられませんでした。
つま先などは適度に反らせることができます。
つま先も適度に反らせることができます。
左右への開脚はまずまず広め。ただし、重量で少し垂れてきたりします。ダッシュユニットを装備しているため、干渉して内股がに股をそれほど表現することはできません。
立膝も極めて困難。派手なユニットの造形を楽しむのが一番適した扱い方かと。
GNソード、GNロングブレイド、GNショートブレイド、GNビームダガー刃☓2、GNビームサーベル刃☓2（平型）、GNビームサーベル刃☓2（丸型）、シールドが付属。
その他、GNドライヴ用ディスプレイパーツ、武器マウントパーツ、シールドマウントパーツ、刹那・F・セイエイフィギュア、アヴァランチエクシアへの組み換え用パーツが付属。
余剰でMGガンダムエクシア用パーツが付属します。MGガンダムエクシアのランナーが全て入っているので、エクシアとして組むこともできます。
GNコンデンサー内部を補うホイルシール、新規マーキングの水転写デカール、擦って貼り付けるガンダムデカールなどが付属します。
GNドライヴ用ディスプレイパーツ。クリアーパーツで、GNドライヴを差し込んでディスプレイします。
GNソード。MGガンダムエクシアに付属しているものと同じで、ソードとシールドが一体型になった武器になります。この形態はライフルモード。シールド裏面はモールドが造形されています。
ライフルの砲口は別パーツで色分けされ、シールドマウントのアームもフレキシブルに可動。
刃先を移動させることでソードモードに変形可能。
シールド部もソード部も複数パーツの組み合わせで色分けされています。ソードの刃の部分はアイアン色の成型色になっています。
シールド。複数パーツの組み合わせでまずまずの構成。裏面にはモールドも入っています。
青い部分は少し外側に広げることができます。
GNロングブレイドとGNショートブレイド。同じ構造ですが、複数パーツによって細かく造形されています。
付属のマウントパーツを使用することで武器類を背中のユニットにマウント可能です。GNソードも直接マウントできます。（左のGNブレイドマウントパーツの向きが上下逆でしたm(_ _)m）
付属のマウントパーツを使用することで、シールドもリアアーマーにマウント可能です。
武器類を装備した状態。重装備感があります。
刹那・F・セイエイフィギュア。パイロットスーツ姿です。
アクションベースマウントパーツが緩めで股関節が外れ、落下することもあるので注意が必要です。武器類もポロリしやすいので、ポージング時は少しストレスを感じるかもです。
武器類のグリップにはダボ穴があり、ハンドパーツと固定できるのでそれなりの保持力はあります。
脚部のダッシュユニットを外してアヴァランチエクシアに。上半身の重厚感はそのままに、脚部が細身になったことで、自立が少しふらつくようになっているので注意です。
武器類を装備した状態で。
アヴァランチエクシアもアヴァランチエクシアダッシュも、特有のポージングが楽しめるので、どちらも捨てがたいスタイルです。
以上です。ユニットは肩にふらつきが見られるものの、ポージング時に特に外れることもないので問題なしです。背中にマウントした武器類や保持した武器類、腰部アーマー類などがポロリしやすいので、その点は少しストレスを感じますね。
ユニットが大型なので、ポージング時に干渉箇所が多く、思ったようなポージングもしにくいところがあります。多少不満点はありますが、個人的には、MG化してほしかった機体の一つなのでキット化はありがたいですね。
クローもユニットも細かく造形されていますし、各部も色分けができているので完成度は高めだと思います。全体的なスタイルもきれいにまとまっているので、重厚感あるエクシアが楽しめる、満足できるキットになっていると思いました。
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12 件のコメントがあります。
匿名
on 2018年8月27日 at 11:21 -
レビューありがとうございます。早く我が家にも来ないかなぁ。
nori
on 2018年9月2日 at 20:25 -
コメントありがとうございます！
こちらこそサイトをご覧いただき感謝ですm(_ _)m
なかなかハードなキットなので楽しめると思いますよ^^
高井俊明
on 2018年8月27日 at 18:02 -
このガンプラも予約しました。早く10月になってほしいです。ユニコーンガンダム3号機フェネクス（ナラティブＶｅｒ）も予約しました。これで僕がプレミアムバンダイで予約したガンプラはこれで８体になりました。
ちなみにアヴァランチエクシアアダッシュの箱の絵が迫力あってとても格好いいです。届くのが楽しみです。
nori
on 2018年9月2日 at 20:35 -
コメントありがとうございます！
かなりいいキットですよ。10月までちょっと長いですけど、届いたら思う存分楽しんでみてくださいね^_^
ダッシュの箱絵も躍動感があってかっこいいですよね♪
外国では一般発売なのか、カラーで仕上げられているのがいいですね。
他のプレバン商品ももっと力を入れてくれたらいいのに～！です^_^
高井俊明
on 2018年9月2日 at 07:38 -
箱の絵がＭＧ（マスターグレード）のダブルオーライザーに似ていますね。
nori
on 2018年9月2日 at 20:53 -
コメントありがとうございます！
GN粒子の色は違いますが、ポーズとかはオーライザーに似てますね^_^
どちらもかっこいいです♪
匿名
on 2018年9月19日 at 05:10 -
買おうか買わないべきかモタモタしてる間に2次になってしまいました。答えはもちろん購入でした。
多分ですが素体で胸腰部を接着剤でコーティングとかすればヘタリとかはなくなりましたからこのキットにも応用可能だと思います。腕部、脚部にしても意味はないけど。
LEDセット（緑）を買って首を長くして待ってます。家宝は寝て待てといいますしね
nori
on 2018年9月25日 at 00:10 -
コメントありがとうございます！
人気なキットはあっという間にSOLD OUT（1次終了）になってしまうのがプレバン商品の辛いところです；
早めの入手が必須ですね。
ヘタレや緩さなんかは接着剤でも強化アップできますし、塗装しても強度が上がりますよね。
ポージングでポロリ多発＆イラッと感もなくなって助かります^_^;
届いたら楽しんでみてくださいね。
Camomail
on 2018年9月26日 at 23:23 -
なかなかお金が貯まらない訳だ( ・∇・)
高井俊明
on 2018年10月3日 at 07:55 -
僕は第２次の予約をしました。もうそろそろ届くので待ち遠しいです。
nori
on 2018年10月4日 at 16:01 -
コメントありがとうございます！
プレバン商品の発売期間が短かったり月別だったりで、注文の自由が制限されるのが難儀なところですよね；
届くのがたのしみですね！