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MG百式Ver2.0の金メッキの剥がし方

こんにちは!今回は、MG百式Ver2.0の金メッキの剥がし方をご紹介します!

MG百式Ver2.0はランナーに金メッキが施されていて、塗装しなくても十分な完成度を持っています。(内層パーツ類を塗装するだけでかなりキレイな百式に仕上がります。)しかしオリジナリティを出したい時に、このメッキ調の金色は少々塗装の邪魔になったりすることがあります。

そのままメッキの上から塗装をするのもありですが、塗装が剥げた時に下地のメッキが見えたり、塗料の食いつきが悪かったりもするので、そういった不具合を出さないためにもメッキを剥がしてから塗装するのが好ましいと言えます。なので、今回はその金メッキの剥がし方をご紹介したいと思います。

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まずはランナーから金メッキパーツを切り離した状態です。このまま組み立てても十分キレイな百式になるんですけど、個人的には赤黄系が少し弱いかなと。ちなみにゲート処理は、メッキを剥がした後に行います。

この金色パーツは銀メッキの上に金色が塗装されているので、まずは表面の金色を落としていきます。

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メッキパーツの表面にある金色を落とすために、クレオスのMr.カラー薄め液を用意します。この溶剤は塗料を薄めたり、何かと重宝しますね。

Mr.うすめ液 特大 400ml T104

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百式のメッキパーツを金属やビンなどの容器に移し替えます。これは薄め液によって容器が溶けてしまうのを防ぐためです。通常のタッパーなどだと大丈夫かもしれませんが、スーパーの惣菜用透明パックみたいなものだと見事に溶けてしまいます。

パーツが浸かるくらい溶剤を入れます。完全に浸かっていなくても、混ぜるだけですぐに金色が落ちていきます。5秒くらいでみるみる金色が落ちていきます。

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2分くらいつけておくだけでこの状態です。ほぼ金色が落ちて銀メッキパーツに変わりました。5分もつけておくとほぼキレイになると思います。自分は3分ぐらいですぐに溶剤から上げました。

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ではパーツを溶剤から上げます。ティッシュなどで溶剤を拭き取りながら、1個ずつ上げていきました。残った金色の溶剤は取っておいて、塗装道具(エアブラシやペインティングクリップなど)の洗浄に使うことにします。

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こんな感じになりました。きれいに金色が落ちてますね。

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次にパーツに付いている溶剤をきれいに落とすため、ざるに入れて水洗いします。(一応です。必要ないかもです)

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次に、キッチンハイター(漂白剤)を使って銀メッキを落としていきます。先ほど使った金属の容器もキレイに水洗いしておき、パーツを入れて水を少し入れます。(おそらく水なしでもOKです。)

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ご家庭でよく見る一般的な台所用漂白剤のキッチンハイターを用意します。

キッチンハイター 4901301017598/600mL

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銀メッキパーツが浸るくらいハイターを入れます。ちなみにキッチンハイターを使う場合は、手荒れなどを防ぐために手袋をして作業したほうが良いかと。自分は手袋無しで使用しても大丈夫でしたが、使用後にしっかりと手を洗いました。手質、皮膚質が人それぞれなので、手荒れがひどい方などは特に注意が必要です。

少し割り箸などでかき混ぜてしばらく時間を置きます。

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3分位でこの状態です。パーツの銀メッキが少しずつ落ちていくのが分かります。

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5分位でこの状態です。だいぶ銀メッキが落ちてきましたね。

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15分くらい経つとこの状態です。ほぼ銀メッキが剥がれて白いパーツになりました。もしまだ落ちていないようであれば、もう少し待ってみます。キッチンハイターを水で少し薄めているので15分でしたが、原液の状態だともっと落ちるのが早いと思います。が、パーツに影響が出てもいけないので少し水で薄めて使うことをオススメします。

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あとはざるに上げてキレイに水洗いします。パーツをナイロン袋に入れ、食器用洗剤を一滴二滴垂らしてしっかりと洗浄し、キッチンハイターを落としていきます。その後はまたざるに移して水洗いしたらメッキ剥がし終了です。水分は乾燥させるなりティッシュや布で拭くなりしっかりと切っておきます。

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こんな感じにキレイにメッキを落とすことが出来ました。

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あとは好みの金色に塗装したりサーフェイサーを吹いたりお好みの処理をどうぞ。

以上です。外装パーツの金色を変えてオリジナリティあふれる百式にしてみるのもガンプラの楽しみのひとつですし、きっと満足いくものに仕上がるでしょう。ぜひ参考にして、自分だけの百式を完成させてみてくださいね。

では良いガンプラライフを。ではでは~。

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2 件のコメントがあります。

  1. 置物猫

    on 2016年2月12日 at 10:12 - 返信

    おはようございます。

    やっぱりメッキ塗装剥がして綺麗に塗り直すと、全然違いますね。

    ラッカーで塗料を落として、漂白剤でメッキ部分を落とすというやり方は、よそでも見たことはあるのですが、写真付きで具体的に記載されているところが少なくて、「どうなんだろう?」という部分はありましたが、今回Noriさんの記事を見て、「なるほど!」と思いました。

    流石に組み上げたものはできませんが、色むらが気になってはいたので、もし次回購入することがあったら考えてみたいですね。

    しかし半透明で組むのも面白そうですね。

    • nori

      on 2016年2月21日 at 02:38 - 返信

      コメントありがとうございます!
      自分もネットで調べて初めてやってみたんですが、思ったよりもすんなりいきました(^^)
      逆に言えば溶液がキョーレツということかもしれませんが、キレイに仕上がっったのは嬉しかったですね。
      ネットを見ていると半透明で組んでる百式も見かけました。やるな!と思いました(笑)
      半透明もそうですし、シルバーの百式も面白いですね(^^)

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