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HGCE デスティニーガンダム(ハイネ専用機) レビュー

今回は、HGCE 1/144 デスティニーガンダム(ハイネ専用機)のレビューをご紹介します!

HGCE デスティニーガンダム(ハイネ専用機)は、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場するMS『デスティニーガンダム』のハイネ・ヴェステンフルス専用機1/144スケールモデルキットです。ハイネ機の特徴的なパーソナルカラーが成型色で再現され、一般発売のHGCEデスティニーガンダムと同じく、最新フォーマットによる柔軟な可動を実現。アロンダイトビームソードや高エネルギー長射程ビーム砲に加え、パルマフィオキーナと光の翼エフェクトパーツも付属。価格は2,376円(税込み)です。

2019年5月に発売されたHGCEデスティニーガンダム(以下、通常版)をベースに、ハイネ・ヴェステンフルス仕様のオレンジカラーでキット化されています。カラーリングが変更されている以外、形状やフォーマットなどはすべて同じです。

成型色は外装が明るめのオレンジと濃いめのオレンジに。関節や武器類、白い外装部分などは通常版と同じです。通常版に比べ、青い外装が明るめのオレンジに、赤い外装が濃いめのオレンジに変更された形です。

ポリキャップはPC-002Aを使用。ですが最新のフォーマットでポリキャップの使用箇所は比較的少なめです。KPS素材の関節なので塗装しても破損しにくい性質があります。背中のウイングユニットによって後方に比重がかかり、倒れやすくはありますが自立は可能です。

形状は通常版と全く同じですが、一通り各部を見ていきます。

頭部。アンテナの中央や顎パーツ、血涙などが濃いめのオレンジになっています。前後挟み込みタイプですが、上部から側面にできる合わせ目は段落ちモールド化されています。とさかのセンサーはシールでの色分けで、バルカンは塗り分けが必要です。

ツインアイやセンサー、内部パーツの成型色などは通常版と同じ。

胸部から腰部。モールドは少なめですが、エアインテーク周りや腰中央部などもパーツによって色分けされています。

頭部を含め、通常のデスティニーガンダムと並べて。

腰アーマー裏にはモールドが造形され、サイドアーマーも複数パーツによって色分けされています。

腹部が可動し、上半身を深く前後スイングさせることができます。

サイドアーマーはマウント部が別パーツ化され、可動するようになっています。腰の中心ボールジョイントがキツめでねじ切れそうだったので、グリスを塗って可動をスムーズにしてやりました。(個体差があるかもです。)

股間部が上下にスライドし、脚部の可動域を広げるギミックがあります。

腕部。全体が鮮やかなオレンジになっています。

前腕はポリキャップ接続で回転可動します。二の腕、前腕各部が筒型パーツで合わせ目は出ない構造になっています。

ショルダーアーマーも合わせ目がモールド化。側面のフラッシュエッジ2 ビームブーメランも脱着可能で、ビーム刃を取り付けることで武器として使用可能です。

肩関節はKPSパーツ構成で、上下や手前に引き出しが可能。

腕部を通常版と並べて。

脚部。通常版と比べてもそれほど大きな違いはないですが、膝周りの装甲がオレンジ成型色に、ソール部の成型色が濃いめのオレンジになっています。

後部のスラスターは上下に可動。スラスター内部は塗り分けが必要です。ふくらはぎ後部の合わせ目はモールド化されています。膝、スネ、左右のモールドなども別パーツで色分けされています。

足裏には肉抜き穴があります。つま先は適度に可動。

脚部を通常版と並べて。

バックパック。左右の特徴的なウイングやアロンダイト ビームソード、高エネルギー長射程ビーム砲を装備。

画像は用意していないですが、バックパックは2ダボ接続です。強度が高めなので、脱着には少し苦労するかも。(個体差がありそうです。)襟が出っ張っているので、他キットのバックパックは干渉して取り付けはしにくいです。

ウイング。オレンジの翼は左右挟み込みタイプの箇所もあり、合わせ目ができます。内側のダクトは別パーツで色分けされ、光の翼エフェクトパーツののジョイント穴が造形されています。

ウイングは大きく展開が可能。

武装類(アロンダイト ビームソード、高エネルギー長射程ビーム砲)はホルダーから脱着が可能で、付け根のアームもボールジョイント接続でフレキシブルに可動します。ホルダーの内側にストッパー(ダボ)があるので、アーム側面の穴に引っ掛けることで一定の位置で固定できます。

バックパックは左右挟み込みタイプですが中央の合わせ目は段落ちモールド化されています。中央下部のスラスターは上下に可動し、バーニアも別パーツで色分けされています。

アロンダイト ビームソードは通常版と全く同じ。形状も成型色も同じです。先端や鍔を展開させることで、大剣として使用可能。付属のビームエフェクトパーツも取り付けが可能です。

刃部分や本体部分など、各部とも左右挟み込みタイプですが合わせ目は段落ちなどでモールド化されています。側面の三角モールドはシールでの色分け。

高エネルギー長射程ビーム砲も形状も成型色共に通常版と全く同じです。砲身を展開することでロングサイズのビーム砲として使用可能。最後部は赤く塗り分けが必要です。

側面の三角モールドはシールでの色分けで、グリップは可動します。各部とも左右挟み込みタイプですが、合わせ目は段落ちなどでモールド化されています。

バックパック(ウイングを含む)を通常版と比較して。オレンジ成型色になっている分、若干柔らかい印象もありますね。

通常版と並べて。

各部可動域も通常版と同じなので、以下のリンクからHGCEデスティニーガンダムのレビューをご参考くださいm(_ _)m

⇒HGCE デスティニーガンダム レビュー

ソリドゥス・フルゴールビームシールド、アンチビームシールド、高エネルギービームライフル、パルマフィオキーナ 掌部(左右)、パルマフィオキーナ用ビームエフェクトパーツが付属。

光の翼エフェクトパーツやアロンダイト ビームソード、フラッシュエッジ2 ビームブーメラン用のビーム刃☓2が付属します。

各エフェクトパーツを通常版(画像上)のものと並べて。ビームシールドやパルマフィオキーナは同じクリアーブルーですが、光の翼やサーベル刃の色がクリアーオレンジになっています。

ビームシールドやパルマフィオキーナはブラックライトで発光。

通常版の光の翼やサーベル刃は発光しませんが、ハイネ機のものは発光します。

アンチビームシールド。通常版に付属しているものと同じです。パーツによって細かく色分けされ、表面左右のモールドは黄色いシールでの色分けです。裏面は肉抜き穴っぽい造形。

伸縮が可能です。

高エネルギービームライフル。こちらも通常版のものと全く同じです。本体部分はモナカ割ですが、合わせ目は段落ちモールド化されています。

フォアグリップやセンサーは左右に可動。センサーの表面は白く塗り分けが必要です。リアアーマーにマウント可能。

パルマフィオキーナ 掌部。手のひらにはビーム砲が造形され、エフェクトパーツを取り付ける穴が造形されています。手甲の黄色いパーツは付属せず、通常の握り手と組み換え式。手首は別パーツ化されています。

高エネルギービームライフルとアンチビームシールドを装備して。

可動域も広く、ポージングレベルはかなり高いです。ポージングを繰り返していると多少手甲パーツが外れたり、前腕が徐々に抜けてきたりしますが、許容範囲でストレスというほどではないですね。

簡単に躍動感あるポーズが再現可能。

ソリドゥス・フルゴールビームシールドは少し外れやすいかも。

武器類が豊富なので、いろんなポーズが楽しめていいですね。

光の翼は展開したウイングにきっちりとはめ込むことができます。オレンジ成型パーツにクリアーオレンジの光の翼ですが、鮮やかさがあってきれいです。

前腕が回転可動するので、アロンダイト ビームソードの両手持ちもラク。突き刺すようなポーズも再現可能です。

以上です。ベースのHGCEデスティニーガンダムがほぼ完璧なくらいの仕上がりなので、こちらも安定していて優秀な出来です。ハイネ・ヴェステンフルス専用機ならではのオレンジカラーが楽しめるのがいいですね。

通常版と違って光の翼やビーム刃がブラックライトで発光するのもうれしいですし、光の翼はウイングのオレンジともよくあっていると思います。ビーム刃もクリアーオレンジで通常版とは違った魅力があり、パケ絵もより迫力のあるものになっています。限定生産仕様として、随所に特別感が感じられる最良キットなので、今のうちに入手しておきたいですね。

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10 件のコメントがあります。

  1. 匿名

    on 2019年7月5日 at 22:10 - 返信

    ビームサーベルに出来たらよかったのに全くのカラバリか少々残念

    • 匿名

      on 2019年7月6日 at 05:59 - 返信

      数量限定販売であることをお忘れなく。なくなったら二度と手に入れることが出来ません。

  2. 匿名

    on 2019年7月5日 at 23:03 - 返信

    ハイネ機が一般販売なんてめちゃめずらしい

    • 高井俊明

      on 2019年7月6日 at 05:54 - 返信

      数量限定販売ですよ?

    • 匿名

      on 2019年7月6日 at 05:55 - 返信

      あまり期待しない方がいいですよ。

    • 特命119係長

      on 2019年7月6日 at 05:56 - 返信

      あとで落ち込むだけですよ。

  3. 高井俊明

    on 2019年7月6日 at 05:53 - 返信

    買ったら、普通のデスティニーガンダムとディスプレイしたいですね。(購入できたらの話ですが)

    というのもこのガンプラは数量限定販売なので、数に達してしまったら二度と手に入れることが出来ません。

    数量限定販売というのが非常に残念極まりないです。

    喜べばいいのか?心配すればいいのか?どうすればいいのか分かりません。

    昨日の夜はこの事が心配でほとんど寝れませんでした。

    今日ジョーシンとヤマダ電機にあるかどうか?見てきます。今日から発売なら多分?あると思います?

    なかったら………………………………………………一生落ち込もうと思います。

    再入荷はされないでしょうから。考えすぎるとおなかに悪いです。

    一般販売なら、数量限定にしないでください💧

    • 774

      on 2019年7月7日 at 03:56 - 返信

      残念ですが随分昔からあるんですよ、一般販売かつ限定扱いのガンプラと言うのは。
      今回に関しては、小売予約開始から公式で数日後れて限定アイテムである事を
      アナウンスする事ですぐに狩り尽くされると言う事態は避けられていました。
      公式で限定である旨アナウンスがあってから予約枠が品薄になっていった感じですね。
      あと稀に、謳い文句を撤回するケースがあるので今後再出荷が絶対ないとも言い切れません。
      MGユニコーンガンダムVerKaチタニウムフィニッシュは
      ガンダム30周年記念限定生産を謳いましたが去年再販されました。

      • 高井俊明

        on 2019年7月7日 at 08:41 - 返信

        昨日買いました。よかったです。

        • 774

          on 2019年7月7日 at 23:56 - 返信

          入手できたようで良かったです。
          MGやRGのハイネデスティニーはイベント限定品でしたし
          イベントやGBTの限定にされなかっただけマシなのかなと…

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