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HGBD:R ガンダムGP-羅刹天 レビュー

今回は、HGBD:R 1/144 ガンダムGP-羅刹天のレビューをご紹介します!

HGBD:R ガンダムGP-羅刹天は、『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』に登場するガンプラ『ガンダムGP-羅刹天』の1/144スケールモデルキットです。鬼神をモチーフにした特徴的な機体形状を再現。選択式で『ガンダムビルドダイバーズ』に登場した『GP-羅刹』も再現可能です。金棒型ビームバズーカ、GNオーガソード、バズーカといった特徴的な武装類も付属します。価格は3,080円(税込み)。

オーガがカスタムビルドした新型ガンプラ『ガンダムGP-羅刹天』がキット化。2006年7月に発売されたHGUC GP02A ガンダム試作2号機 (サイサリス)(以下、サイサリス) をベースに、頭部や腕部、腰部、脚部、背部武装類などが新規造形で再現されています。羅刹天(らせつてん)とは古代インド神話における鬼神のこと。

成型色はレッド、レッドブラウン、パープル(ブルー)といった鬼をイメージしたカラーリング。各部ともパーツで色分けされ、素組みで十分な仕上がりになっています。シールは頭部や膝部、武器センサーなどわずか。背部フレキシブルオーガバインダー天(FOBT)に装備されたGNアイズブラスター内部など部分的に塗装が必要です。

ポリキャップはPC-126を使用しますが、腰部や股間部などと多くはありません。各部関節がパーツによって構成され、関節強度も高めです。内部にはABS素材パーツを使用。背部ユニットが大型ですが、脚底の接地面も広く自立は安定しています。

背部ユニットを外した状態で。

頭部をサイサリスと並べて比較。口元は似ていますが、それ以外は大幅に変更が加えられています。完全新規造形によって鬼のようなスタイルを再現。バイザーに造形された3つの『鬼ノ目』が印象的です。前後挟み込みタイプですが、合わせ目はパーツの組み合わせ部分でモールド化。

ツインアイと後頭部センサーはシールでの色分け。アンテナ裏は肉抜き穴っぽい造形になっています。

バイザーを下げることで左右の鬼ノ目が露出し、「鬼ノ目モード」の再現が可能。鬼トランザム発動時のようなスタイルにすることができます。鬼ノ目はクリアーイエローパーツでの色分けで、パーツが小さいので、紛失には注意が必要です。

鬼ノ目はブラックライトで照らすと発光します。首パーツは胴体と一体で可動せず。

胴体部をサイサリスと並べて比較。胸部はサイサリスから変わらず。腰部は羅刹の肉厚で特徴的な装甲が新造されています。サイドアーマーにはハードポイント(3.0mm穴)が造形。

リアアーマーもハードポイントが造形され、ワイドな装甲に。

腰アーマー裏にモールドなどはなく、全体的に作り自体はシンプル。

股間部もサイサリスと比較。羅刹天では股間部が別パーツ化され、回転可動するようになっています。アクションベース等ディスプレイ用の3.0mm穴も開口されています。

腕部をサイサリスと並べて比較。肩は丸みを帯び、前腕もマッシブな作りに。サイサリスとは全く異なる形状に変化しています。ハンドパーツも新造されています。

肩は前後挟み込みタイプで上部から側面にかけて合わせ目ができます。二の腕は筒型で合わせ目はなし。前腕は左右挟み込みタイプで、後部の一部に合わせ目ができます。前腕左右にはハードポイント(3.0mm穴)が造形。肩と二の腕の接続部が抜けやすいので注意です。

肩は外側に引き出しが可能。

引き出す前は腕を45度程度までしか上げることができませんが、引き出すことで肩に隙間ができ、腕を水平より下程度まで上げることができるようになっています。

サイサリスと同じく手首はスイング可動します。

脚部をサイサリスと並べて比較。全体的な形状はサイサリスから変わらずですが、膝の装甲が新造されています。膝の1つ目はシールでの色分け。

大腿部は前後挟み込みタイプで側面に合わせ目ができます。膝から下は四方からパーツを被せるようになっていますが、側面の合わせ目はモールドとしておいても良さそう。膝から分離できないので、合わせ目を消す場合は後ハメ加工などが必要そうです。

ソール部はサイサリスと同じ形状。レッドブラウンベースの毒々しいカラーリングになっています。

脚部内部は見えない構造に。アンクルアーマーは付け根ボールジョイントでフレキシブルに可動します。

背部ユニットをサイサリスと並べて比較。GP-羅刹天はフレキシブルオーガバインダー天(FOBT)やGNリボルバーバズーカを持つ重装甲型ユニットを装備しています。形状こそ似ていますが、サイサリスは肩にバインダーをマウントしているのに対し、羅刹天はバックパックからバインダーが伸びる形になっています。

フレキシブルオーガバインダー天(FOBT)。四方から外装パーツを組み合わせる構造になっていて、合わせ目は各部ともモールド化されています。上部にはGNドライヴのコーンが造形。GNドライヴの脱着ギミックはありません。

表面のGNアイズブラスターは展開が可能。格納されている4つ目が露出します。4つ目は黄色に塗り分けが必要です。

背部にはスラスターが造形。グレーに塗り分けが必要です。先端にはオーガクロー天が造形され、伸縮可能となっています。

オーガクロー天は伸縮部分が回転可動します。

さらに90度程度まで角度変更が可能。クローの3指は展開することができます。

フレキシブルオーガバインダー天は左右に展開が可能。頭部のアンテナが干渉しやすいですが、だいぶ高くまで上げることができます。

前後にもスイングが可能。接続アームは鍵状の接続になっていて抜けないようになっています。

さらに付け根も左右、前後などに可動するなど、全体的にフレキシブルに可動するようになっています。

基部は左右挟み込みタイプで部分的に合わせ目ができます。別パーツで小型バーニアが造形、色分けされています。

背部にはGNドライヴが造形されています。

GNリボルバーバズーカ。サイサリスのアトミックバズーカとGNドライブ[T]を組み合わせたような形状。背部ユニットから脱着が可能で、単機武器としても使用可能な武装になっています。

左右挟み込みタイプですが、上下にできる合わせ目は段落ちモールド化されています。

砲口は開口しておらず、左右のセンサーはブルーのシールでの色分け。後部にはGNドライヴが造形されています。

単機で使用するためのグリップは展開が可能。

GNリボルバーバズーカは簡易的なアームによって背部ユニットに接続。アームの内側には肉抜き穴があります。

背部ユニットにマウントすることでキャノン砲のようなスタイルに。装備したGNリボルバーバズーカは前面への展開が可能です。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べて。HGキットとしてはやや大きめ。羅刹天の全高は18.9mです。背部のGNリボルバーバズーカは省いた大きさなようです。

HGUC GP02A ガンダム試作2号機 (サイサリス)と並べて。どちらも重装甲感がありますが、羅刹天はより造形バランスが良く、カラーリングにも渋さがあります。

HGBDオーガ刃-Xと並べて。カラーリングは似ていますが、どちらも個性的な印象です。

頭部の可動は、顎引きはほとんどできませんが、ある程度見上げることができます。左右へは問題なくスイングが可能です。

腕は肩を外側に引き出すことで水平より少し下くらいにまで上げることができます。肘は1重関節で90度以下。

肩は外側に引き出すことで関節に隙間が生まれ、ある程度前後スイングできるようになっています。

上半身はわずかに前後スイングする程度。なので画像は省きました。

腰はほとんど干渉することなく360度回転が可能です。これは背部ユニットを装備しても同じ。アクションベースやスタンドへは、股間部に3.0mm軸を差し込んでのディスプレイとなります。

フロントアーマーが可動するので、前方へは水平程度まで開脚が可能。リアアーマーが可動しないので、後方へはそれなりとなります。

膝は90度程度まで曲げることができます。ひざ関節パーツは端に合わせ目ができる組み合わせ。

足首の可動は、前後へはある程度可動しますが、左右へはそこまで広くはないようです。

左右への開脚はハの字程度まで。

内股はわずかですが、がに股は45度程度まで開くことができます。

立膝もあまりきれいな姿勢ではないですね。

可動域の総括としては、特別可動域は広くないないもの、実際に動かすと割と柔軟性があって取り扱いやすかったりします。なのである程度のポージングは再現できそうな期待感がありますね。

羅刹金砕棒(らせつかなさいぼう)、GNオーガソード弐式×2、ビームサーベル刃×2、GP-羅刹用のオーガクローパーツ×6、オーガクロー天用のソード弐式持ち手×2が付属。

サイサリス用のパーツが余剰で多数付属します。頭部やフレキシブルスラスターバインダーなど大部分のパーツがないので、サイサリスのカラバリとして組むことはできません。

羅刹金砕棒(らせつかなさいぼう)。鬼の金棒をモチーフにした携行装備になります。

左右挟み込みタイプで、金棒の部分に合わせ目ができます。

グリップは可動式で、展開させることでビームバズーカモードとしても使用可能。

GNオーガソード弐式。特徴的な大型剣になります。オーガ刃-Xが使用していた武装のアップデート版。

グリップは左右挟み込みタイプですが、上下の合わせ目は段落ちモールド化されています。

HGBDオーガ刃-XのGNオーガソードと並べて。よりシャープなソードらしい造形に変化しています。グリップ部分の形状は似ていますが少し異なります。

GNオーガソード弐式はリアアーマーにマウント可能。

簡単に武装して。

羅刹金砕棒はグリップをハンドパーツに差し込んで保持しますが、若干隙間があります。ですがスルッと抜け落ちることはなく保持が可能。手首がヘタレやすいので、そのうち重量で手首がクルッと回転するようになるかもです。重装甲を生かした派手なポーズが再現できるのがいいですね。肩のスイング幅が広くないので、羅刹金砕棒の両手持ちは難しいようでした。

グリップを引き出し、ビームバズーカモードとして保持。こちらはしっかりと保持できるのでポージングがラクでした。後部が前腕の干渉しやすいのでやや持たせにくさがあるかも。

GNオーガソード弐式はハンドパーツでしっかりとした保持が可能です。

GNオーガソード弐式は柄と裾を組み合わせることで連結可能。GNオーガツインソード弐式として使用可能です。

 

オーガクロー天はグリップパーツを使うことでGNオーガソード弐式の保持が可能。フレキシブルオーガバインダー天の可動に柔軟性があるので、腕のように表現することができます。

オーガクロー天は付け根が分離可能で、内部にリード線接続用の穴が空いています。

なので他キットなどからリード線を拝借することで、インコムのような射出状態にすることができます。リード線はものによっては固定が甘い場合があるので注意です。オーガクロー天は3.0mm接続穴などはないので、アクションベースのアームを使ったりしてディスプレイさせるようになります。

GNリボルバーバズーカとオーガクロー天を外し、GP-羅刹用のオーガクローパーツを取りつけます。そしてGNリボルバーバズーカをマウントしていた箇所にGNオーガソード弐式を取り付けることでGP-羅刹に。GP-羅刹天を組んだ後でも簡単にGP-羅刹にすることができます。

オーガクローは3指が可動。関節も可動します。内側には肉抜き穴があります。

ビームサーベル刃はオーガクローの中央にマウント可能です。

羅刹天よりも軽装なので、ポージングはラクです。

GNオーガソード弐式はブラックライトで照らすと発光し、ビーム・サーベル刃は発光しませんでした。

適当に何枚かどうぞ。

羅刹天にもビーム・サーベル刃を取り付けてみました。固定強度は少し甘いですが、普通に保持が可能でした。

GNアイズブラスターを展開することで、頭部や膝部などと合わせて多数の鬼ノ目を持った威圧的なスタイルになります。

HGBD ガンダムダブルオースカイと組み合わせ、ガンダムビルドダイバーズのワンシーンを再現。

以上です。サイサリスをベースにした機体形状で重厚感がありますし、どんなポーズでも決まります。鬼らしさもあって特徴的。背部のフレキシブルオーガバインダー天も自由度が高く、ギガンテックアームっぽいスタイルも再現できるのがとてもいいと思います。

欠点的には、肩や肘の関節強度が高いため、比較的弱い二の腕や手首に負荷がかかってヘタレやすいです。なのでポージングしていると外れやすかったりもするので注意です。補強してやるというよりは、肩や肘を柔軟に動くようにしてやるほうがいいのかも。

新造箇所は合わせ目ができないものが多いので素組みで十分完成度が高いですし、ギミックも豊富なので遊んていて楽しいです。武装類も特徴的で保持の仕方が豊富。個性や存在感が十二分に味わえるキットなのがいいですね。

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8 件のコメントがあります。

  1. [00]–KO

    on 2020年4月11日 at 20:53 - 返信

    レビューお疲れ様です。
    発売その日にレビューを書いていて、さすがnori様、素晴らしいです。

    今度ぜひ買いたいと思ったのですが、オーガクロード天のリード線。具体的にどんなガンプラについていますか?

    買ったら、ダブルオースカイとAEGIIマグナムを合わせたいですね〜〜

    これからも頑張ってください‼️

    • nori

      on 2020年4月14日 at 03:42 - 返信

      コメントありがとうございます!
      ねぎらいのお言葉感謝ですm(_ _)m
      リード線ははじめはドーベン・ウルフ系から引っ張ろうと思ったんですけど、こちらはリード線が白なので断念;
      ウーンドウォートは「みじかっ!!」と思って断念し、結局ハイゼンスレイⅡのものを使いました。
      なのでちょっと細身だったかも。合うものはちょっと思い浮かばないですね;
      ホームセンターなどでも売っているので、そちらを使ってもいいかもですね。

  2. [00]–KO

    on 2020年4月12日 at 21:15 - 返信

    ごめんなさい。AEGIIじゃなくて、AGIIマグナムでした。

    キョウヤさんごめんなさい。

  3. かき氷

    on 2020年4月12日 at 21:26 - 返信

    レビューお疲れ様です。
    質問なのですが、今回の羅刹天のような大きなガンプラなどはどこに片付けているんですか?

    健康に気をつけてくださいね

    • nori

      on 2020年4月14日 at 03:46 - 返信

      コメントありがとうございます!
      今の所部屋に普通に積んでます;中には箱は捨てて袋のみでダンボールに収納しているものもありますね。
      こんなご時世なので、かき氷さんも健康にお気をつけくださいましm(_ _)m

  4. 逆シャア好きだけど(以下略)

    on 2020年4月14日 at 21:36 - 返信

    質問がありやす!1/144サイズのガンプラをコレクションケースに入れて飾りたいのですがどんな商品(メーカー?会社?ブランド?)がおすすめみたいなものはありますか?
    nori様はジオラマ作成などはしますか(もしくはする予定)?
    もしするのであれば作り方などが知りたいです。
    忙しいかと思いますが初心者のためのガンプラ製作・塗装方法の更新も待ってます。わがままですいません

    • nori

      on 2020年4月26日 at 13:41 - 返信

      コメントありがとうございます!
      ガンプラのケースに関しては、自分はキットを単体で飾る場合、ホビーベース モデルカバーというのを使っています。
      ビニール素材で破損がなく、安価で軽量なのでいいですよ。
      まとめてディスプレイするケースはイケアのガラス扉キャビネットを使用しています。
      こちらは少し値段がお高めですが、ライトアップできたりしますし、大量のキットをディスプレイさせることができます。(ペーネロペーとかPGのでかいのはムリです;)
      参考になれば幸いですm(_ _)m
      ジオラマはやらないですね~;(やってみたいけど。)

  5. 逆シャア好きだけど(以下略)

    on 2020年4月26日 at 19:51 - 返信

    ありがとうございます!!
    参考にさせていただきやす!ケースがないと埃が。大好きなRGサザビーに埃が。行きつけの本屋(ガンプラ沢山置いてるし注文もできる!今ティエレン頼んでるすごくいいお店)には置いてなかったと思うからAmazonかな〜。送料が〜
    わたくしもジオラマ作りたいけど実家暮らしで(まだ学生なのだ)置き場所とか金に苦労する。専門行って就職して一人暮らししたら値段安いガンプラで塗装とかジオラマ練習したいです。
    雑談長いですけどこれからも質問させていただきます。質問できるレビュー少ないからね。
    それでは最後に、『手洗い うがい 元気! 元気! 手洗い うがい 元気! 元気!』知ってる人少ないだろうな〜
    まぁ何が言いたいかっていうと、体調気を付けてねって事です。

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