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HG ガンダムベース限定 ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ(デストロイモード) レビュー

今回は、HG 1/144 ガンダムベース限定 ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ(デストロイモード)のレビューをご紹介します!

HG ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ(デストロイモード)は、『機動戦士ガンダムUC』より、『ユニコーンガンダム ペルフェクティビリティ(デストロイモード)』の1/144スケールモデルキットです。ハイパー・ビーム・ジャベリンに加え、アームド・アーマーBS、VN、XC、DEといったユニコーン系拡張ユニットが一式付属。価格は3,672円(税込み)。ガンダムベース限定の商品です。

HGでユニコーンガンダム ペルフェクティビリティがキット化。2009年11月に発売されたHGUCユニコーンガンダム(デストロイモード)をベースに、アームドアーマーBS、VN、XC、DE(スタビライザー付き)のすべてを装備したユニコーンガンダムです。

※従来装備されているキット
アームドアーマーBS、VN・・・HGUCバンシィ(ユニコーンモード、デストロイモード)
アームドアーマーXC・・・HGUCバンシィ・ノルン(デストロイモード)
アームド・アーマーDE(スタビライザー付き)・・・HGUCフェネクス(デストロイモード)(ナラティブVer.)

成型色はホワイトの外装にクリアーブルーのサイコ・フレーム、鮮やかなメタリックブルーのアームドアーマーパーツによる構成。関節はグレーでカラーリングは比較的シンプル。装甲が展開したデストロイモード形態によって、情報量の多いユニコーンガンダムが形成されています。

ポリキャップ(PC-132AC)を各部に使用し、強度はまずまず。背面のアームド・アーマーDNは、これまで発売されたフェネクス(MG、PG、Ver.GFT、ナラティブVer.など)とは少し異なる配置になっています。背面のアームド・アーマーDEに比重がかかって後方に倒れやすいですが、スタビライザーを支えにして自立できるようになっています。

背面のアームド・アーマーDEを外して各部を見ていきます。まずはアームド・アーマーDEを外して全身から。

頭部。ユニコーンガンダム(デストロイモード)と同じですが、アンテナがメタリックブルー成型色になっています。額のセンサーはシールでの色分け。アンテナの裏面は白く塗り分けが必要です。

胸部から腰部。こちらもユニコーンガンダム(デストロイモード)と同じ形状。サイコ・フレームのクリアーブルーが鮮やかです。サイコ・フレーム等、ブラックライトでも発光しませんでした。

背中のサイコ・フレーム部分は塗り分けが必要。肩のセンサー上部はクリアーパーツに白いシールを貼っての色分けです。

腰アーマー裏にモールドなどは造形されていません。

右腕部。アームド・アーマーBSを装備し、収納した状態。HGUCバンシィ(ユニコーンモード)と同じ形状です。

アームド・アーマーBSの内側は特に造形はなく、肉抜き穴のような形状になっています。

別途展開型のアームド・アーマーBSも付属。組み換えることで展開した状態が再現可能です。

こちらは内側が適度な節目入り。サイコ・フレーム部分はメタリックブルーパーツでの色分けです。

アームド・アーマーBS展開状態で。この形態ではハンドパーツは外しておきます。

左腕部。こちらにはアームド・アーマーVNを装備。こちらは説明書では展開した状態のみの仕様となっています。HGUCバンシィ(デストロイモード)と同じ形状。

少し開いた状態で固定され、可動ギミックなどはありません。サイコ・フレームはメタリックブルーパーツによる色分け。

脚部はユニコーンガンダム各機と同じ形状。サイコ・フレーム展開状態のデストロイモード仕様です。

バックパックにはアームド・アーマーXCを装備。たてがみのような造形がブルーカラーで再現されています。HGUCバンシィ・ノルン(デストロイモード)のバックパックと同じ形状で、部分的に塗り分けが必要です。

内側は一部がメタリックブルーパーツによる色分けで、左右のたてがみ部分は表面が青いシールでの色分けです。

左右のたてがみは少し可動します。

アームド・アーマーDEの接続アームは他のHGUCユニコーンガンダム系キットにはない形状の新造パーツ。ランナーもこのパーツのみになっていて、ランナータグには『HG 1/144 フルアーマー・ガンダム プランB』と印字されています。

内側には肉抜き穴があります。

アームド・アーマーDE。HGUCフェネクス(デストロイモード)(ナラティブVer.)に付属していたものと同じ形状で、下部にテールバインダー(スタビライザー)を装備しています。

ただしナラティブVer.とは少し異なり、上部の穴にポリキャップ、下部の穴は内部パーツの向きを変えて穴を塞ぐようになっています。

ナラティブVer.のものと比較して。

スタビライザーは3個パーツの連結で、それぞれ反った形になっています。

ジョイント部の角度変更が可能。付け根がボールジョイント接続で、上下左右にも適度に可動します。

近いところでRGユニコーンガンダムと並べて。RGのほうがどうしても密度感はありますが、ペルフェクティビリティの迫力ある造形は魅力的です。ブルーのサイコ・フレームもクールで鮮やか。HGのほうが少し小さめです。

HGUCフェネクス(デストロイモード)(ナラティブVer.)とも比較。アームド・アーマーDEの取り付け位置が違うので、全体的な印象も少し違っています。フェネクスのほうが高速移動を主とした感じがあります。アームド・アーマーDEが4枚並ぶとかなりの迫力;サイコ・フレームはフェネクスのほうが少しグリーンがかっているようです。

可動域に関しては定番のHGUCユニコーンガンダム(デストロイモード)ベースなので簡単に。

首は少し上下可動します。腕は水平程度まで可動。肘は90度程度に曲げられます。腰は360度回転可能です。左右への開脚は、股間部がボールジョイント接続でハの字程度に可動します。

膝は90度程度。足首もそれほど広くはありません。立膝はあまりきれいな姿勢ではないですね。

ビーム・マグナム、ハイパー・ビーム・ジャベリン(展開型、収納型)、シールド、アームド・アーマーBS(展開状態)、ビーム・マグナム予備マガジン、武器持ち手(右)が付属。

その他、バンシィのアンテナなどの余剰パーツが付属します。アームド・アーマーVNの収納形態パーツが付属しますが、腕部がユニコーンモードではないので取り付けはできないようです。

ビーム・マグナム。HGUCユニコーンガンダムに付属しているものと同じです。

センサーはシールでの色分けで、フォアグリップは展開可能。マガジンの脱着はなく、塗り分けが必要です。後部のリブも可動しますが、アームド・アーマーXCが干渉するのでバックパックに取り付けるのは少し難しいようです。無理やりならとりつけられるかと。前腕にもアームド・アーマーを両腕に装備しているので装備できないようです。

シールド。こちらもHGUCユニコーンガンダムに付属しているものと同じです。ジョイントパーツが余剰扱いですし、前腕にもアームド・アーマーを装備しているので取り付けできず。説明書に装備方法も記載されていないので、ファンネルとして使用するのがいいのかと。

ハイパー・ビーム・ジャベリン。HGUCフルアーマー・ユニコーンガンダム(デストロイモード/レッドカラーVer.)に付属している大型武装です。

展開形態と収納形態が付属。

それぞれ各部がバラせるので、組み換えていろんな形態が再現可能です。

ハイパー・ビーム・ジャベリンを保持して。グリップがダボ固定ではないので少し遊びはありますが、肘が重さに負けることもなく保持が可能です。ビーム・ジャベリンかビーム・マグナムのどちらかしか持てないのが難点かも。(アームド・アーマー)を外せば持てますが・・・。)

装備モリモリなので、ディスプレイするだけでスゴイ迫力!

腕の角度は限定されますが、ハイパー・ビーム・ジャベリンの両手持ちもなんとか可能でした。アームド・アーマーVNの間を通すので干渉しやすいので注意です。ポリキャップ接続の肘が抜けやすいのでその点も注意。

アームド・アーマーDEをファンネルとして使用。

サーベル柄の保持はダボ固定ではないので、スルッと抜けやすいので注意です。頭部のアンテナが長めなので、バックパックのアームド・アーマーXCと干渉しやすいのでその点も注意です。ポージング時の干渉に関する注意が多いですが、これは重武装キットならではの宿命かと。

アームド・アーマーVNを装備していてもビームトンファーが展開可能です。

説明書に記載はありませんが、頭部と首パーツを組み換えてバンシィスタイルとして組むこともできます。アンテナは部分的に塗装が必要です。

バンシィアンテナで全身から。こちらもなかなか渋いスタイル。もうちょっとアンテナ周りの色分けができていると良かったかも。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。HGUCユニコーンガンダム系キットの合作ではありますが、ド派手な装備モリモリ仕様の最強型ユニコーンとして楽しめると思います。まさに集大成と呼べるものになっていますね。HGなので変形はありませんが、その分ポロリなども少なめなのでポージングしやすいです。

サイコ・フレームのブルーはブラックライトでの発光こそないものの色が鮮やかですし、ユニコーンガンダムの中でも一番清潔感を感じるカラーリングなのではないでしょうか。

背面アームド・アーマーDEもフェネクスとは配置が違いますし、スタビライザーも造形されているので、それだけでも十分に特別感が味わえるキットとして楽しめそうですね。

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3 件のコメントがあります。

  1. ヨナ・バシュタ

    on 2019年7月28日 at 12:12 - 返信

    8、9枚目の画像あたりにある『アームドアーマーDN』は『アームドアーマーDE』ですよ。修正お願いします

    • nori

      on 2019年7月28日 at 20:16 - 返信

      コメントありがとうございます!
      ご指摘感謝ですm(_ _)m
      記事を修正しました。

  2. 高井俊明

    on 2019年11月23日 at 12:38 - 返信

    いろんなアームド・アーマーを搭載していて、可動範囲が広いのでいろんなポーズをとらせることが出来ますね。もし、アニメに登場していたらどうなっていたか?気になります。フルアーマー・ユニコーンガンダムより強い?弱い?どっちなのでしょう(笑)

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