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HG ガンダムアスタロトオリジンをエアーブラシなしで作る⑤ デカール貼り

今回は、HG ガンダムアスタロトオリジンをエアーブラシなしで作る⑤をご紹介します!

当初はサクッと簡単にご紹介する予定だったアスタロトオリジンの製作ですが、早いものですでに5回目となります。お手軽仕上げでもわりとやることはあるもんですね^_^;

今回がちょうど折り返し地点くらいかな?前回は塗装してある程度組み上げている状態なので、今回は完成度を高めるために水転写デカールを貼っていきたいと思います。

まずは前回組み立てた状態のHGガンダムアスタロトオリジンです。

製作開始時にはハイキューパーツのRB01コーションデカールだけご紹介していましたが、6月25日に発売されたガンダムデカール『鉄血のオルフェンズ汎用①』に、アスタロトオリジンのウォーレン家ロゴが入っているのでこちらも使っていきます。

また新しく製作に追加されたアイテムが登場してしまいましたね^_^; 何度も追加してしまって申し訳ないです。付属のシールでは満足できないという方はこのガンダムデカールをご使用下さいませm(_ _)m

では水転写デカールを貼っていきます。用意するのはデザインナイフ、ピンセット(つる首が好ましいかと)、綿棒、そして水です。水はワックスの容器など、小型の蓋付きのこぼれなそうな容器に入れておきます。

まずは必要なデカールだけをカットします。

テレビでモデラーの作業を見たことがありますが、その方は切り込みを8部目まで入れ、表面だけを剥がして使うものでした。そうすることで、他のデカールがバラバラになってしまうのを防げるらしいですが、できる場合はやってみてもいいかもしれません。高度な技なので、難しかったらやっぱりきちんとカットするのがいいかもですね。

カットしたデカールをピンセットではさみ、浸かるぐらい水につけます。

フタの上などにデカールをのせておき、しばらく置いてデカールが台紙から剥がれるのを待ちます。

だいたい30秒・・・・くらいかな?するとデカールが浮き上がってきます。(画像右が浮き上がった状態)

あまり表面に水が多くのっていると、水にのったまま台紙から外れてしまいます。白くて小さいデカールだと、画像のようなフタの白と混じって何処に行ったのかわからなくなります。なので、浮き上がる前に、ある程度湿った状態くらいにまで水を切っておくといいですね。

ではデカールをキットに貼り付けていきます。

台紙ごとピンセットではさみ、貼り付ける場所まで持っていきます。そして貼り付けるところに台紙ごとのせ、指でデカールを押さえつつ台紙を引き抜きます。

こうすることでデカールだけが貼り付け位置に乗ります。難しかったらデカールだけをピンセットではさみ、台紙から外してキットに乗せてもOKです。

ただ、デカールをダイレクトにピンセットで挟む場合、デカールの端が折れ曲がったりすることがあるので注意です。もし折れ曲がってしまった場合は、ピンセットで挟んだままもう一回水に浸して広げ直したりします。この時、デカールがピンセットから外れると水の中を漂い、何処に行ったかわからなくなる場合があるので注意です。

貼り付け位置にのせたデカールをピンセットでスライドさせ、好みの位置に持っていきます。デカールが動かなかったら、ピンセットを少し水に浸して、その水滴をデカールにつけると動くようになると思います。

デカールを貼り付けたい位置に持っていったら、綿棒で端からクルクルっと回転させつつ水分をとっていきます。デカールのノリが落ちていると綿棒にデカールが貼り付いてしまう場合もあるので、慎重に水分をとっていきます。

これでデカールの貼り付けは完了です。このままでも悪くないんですけど、エアコンの風や乾燥しやすい環境だとせっかく貼り付けたデカールが浮き上がって剥がれてしまうこともあるので、剥がれないようなデカール用密着剤を使います。

おなじみのMr.マークセッターです^_^; マークソフターでも問題ないと思います。

よく、マークセッターはデカールを貼る前に塗り、マークソフターはデカールを貼った後に塗るというように紹介されていますが、正直デカールを貼る前に塗るのはかなり高度な技です。

貼る前に塗ると、デカールを動かして配置しているうちにデカールが溶けて崩れてしまう場合があります。なので、デカールを貼った後に塗ったほうがデカールを傷つけることなく仕上げることができます。

デカールの上からマークセッターをサッと塗ります。

そして綿棒でなぞって表面の余分なマークセッターを拭き取ります。時間が経ってから拭き取るとデカールが崩れてしまうこともあるので注意です。そして、あまり強く押さえると綿棒がデカールにひっついてしまう場合もあるのでこちらも注意です。優しくそっと撫でていくのがいいですね。

貼り付けたら、箱にパーツを並べたりして、貼った部分を触らないようにしておきます。今回のように組み立てた後で貼り付ける場合は、デカールを貼ったところをうっかり触ってしまうこともあるので、その点に十分注意しながら各部に貼り付けていきます。

各部にお好みでデカールを貼り付けたら、水転写デカールの貼り付け終了です。

なかなか気を使う作業ではありますが、慣れるときれいに仕上げることが出来ますし、どんどん楽しくなっていきます。きれいに貼り付けてガンプラを自分好みのデザインに仕上げていきたいですね。

では次回はつや消しスプレーを吹いていきますのでお楽しみに~。良いガンプラライフを。ではでは~。

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4 件のコメントがあります。

  1. U.C.0063

    on 2017年9月13日 at 20:01 - 返信

    nori様

    連日のガンダムアスタロトオリジン製作更新ありがとうございます。

    ガンダムデカール、同じの持ってます(^^)

    ウォーレン家ロゴ?nori様よくご存知ですね(^_^;)
    このマークがそれですか。今、知りました。

    デカールを貼り付けでめちゃくちゃカッコ良くなりましたね!!
    この先の更新が楽しみです!

    • nori

      on 2017年9月13日 at 22:18 - 返信

      コメントありがとうございます!

      アスタロトオリジンの説明書に記載がありますが、このマークはウォーレン家の家紋なんですよね~。
      自分はこのブログの更新都合上、説明書も細かく(でもないか^_^;)読むのがクセになっちゃいました^_^;

      外伝『月鋼』ではアスタロトオリジンは、ギャラルホルン一家のウォーレン家が所有するモビルスーツでした。
      ウォーレン家が崩壊したことによって闇市などに機体が流れ、色々と部品類を売り飛ばされたりしてガンダムアスタロトになっちゃったんですね。
      あまり詳細はわからないですけど、簡単にこんな感じらしいです^_^;

  2. サイ@

    on 2017年9月14日 at 01:15 - 返信

    nori様ガンダムアストロンオリジン制作大変面白かったです。
    いつも勉強になっています。
    一つ質問なんですが、
    先日エアブラシでサーフェイサーを吹いたあとMRカラーのスカイブルーを吹いたらねずみ色の方が濃くでてそして表面がザラザラになりました。それでこちらのサイトであった方法で塗料を落としました。今度また塗装する時はどうすればいいですか?
    あとサーフェイサーはメカサフを使いました。
    いつもサイト更新お疲れ様です。これからも頑張ってください

    • nori

      on 2017年9月14日 at 03:16 - 返信

      コメントありがとうございます!
      おそらくですが、メカサフのグレー系の色が強くて、スカイブルーで塗装した時に下地が見えちゃったんですね。
      メカサフは関節などに使う、サフ効果と色付け(グレーなど)をまとめて一度にできるサフ入り塗料です。
      グレー色が濃いので、この上から淡い色の塗料(スカイブルーなど)を吹くとどうしても下地(グレー)が透けて見えちゃうんですね。

      こういった場合は下地に(エヴォホワイトなど)白いサーフェイサーを吹いてからスカイブルーなどで塗装したほうがいいかと思います。
      安く済ませたいならクレオスのMr.ホワイトサーフェイサー(スプレー)なんかもあるので、グレー系ではなく白のサーフェイサーを使ってみてくださいませ。
      もっと細かく言うと、白のサーフェイサーに少しスカイブルーを混ぜて吹くとより上塗りしたスカイブルーの色合いがいい感じに出るでしょうね。

      サイトを御覧いただき感謝です^_^参考になればと思いますm(_ _)m

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