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1/100 フルメカニクス ガンダムバエルのレビューです。

こんにちは!今回は、1/100 フルメカニクス ガンダムバエルのレビューをご紹介します!

1/100 フルメカニクス ガンダムバエルは、鉄血のオルフェンズ第2期の登場機、ガンダムバエルの1/100サイズモデルです。メカニカルでハイエンドなディテールのホワイトカラーボディが再現され、高貴な印象の高いキットに仕上がっています。初回限定特典としてスペシャル台座とギャラルホルンマーキングシールが付属しています。発売日は2017年3月25日。価格は税込み3,456円です。

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気品あるホワイトと少量のブルーがベースカラーのガンダムバエル。ガンダムフレームは1/100ガンダムバルバトスルプスや1/100ガンダムヴィダールに使用されたガンダムフレーム1です。

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バックパックに大きなスラスターウイングを装備。腰部リアアーマーにはバエルソードをストックしておけるブレードホルダーをマウントしています。

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細身のガンダムフレームが露出していることもあり、関節強度はやや弱めです。自立はしてくれますが、スラスターウイングの展開状態次第では後方に倒れやすくなってしまいます。

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ガンダムフレーム状態。頭部と足首から下のみ新規造形パーツによる組み合わせ。関節や胸部、リアアーマーなどのゴールドはシールでの色分けとなります。

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1/100ガンダムバルバトスルプスのガンダムフレームと比較してみました。ツインアイは赤色で少し印象が違うものになっています。

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頭部。アンテナの先端のみシールでの色分けとなっています。その他の部分は全て色分けされたパーツ構成になっています。頭部外装は左右挟み込みとなりますが、後部の合わせ目は段落ちモールドで分かりにくくなっています。その他の箇所はパーツの組み合わせによって合わせ目が隠れます。

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バストアップ。胸部の中央にある細かいモールドは、上下とも内側からのグレーパーツによって色分けされています。白いのでわかりにくいかもしれませんが、外装部分には適度にパネルラインが入っていてメカニカルなディテールになっています。

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腹部。ガンダムフレームおなじみのシャフトとシリンダーのスタイル。腰部フロントアーマーはダクト部分がグレーパーツによって色分けされています。腰部中央のピンク色マークはシールによる色分けですが、パーツにはマーク型のモールドがあります。

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腕部。鉄血のオルフェンズ1/100シリーズおなじみの平手型ハンドパーツが付属しています。二の腕外装はガンダムフレームに被せる形で、前腕部外装は左右パーツによる挟み込みです。表側は合わせ目が端にくるようになっていてモールド化されています。裏側は中央に合わせ目がきますが、段落ちモールドでわかりにくくなっています。肘裏の青い部分はパーツによって色分けされています。

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ショルダーアーマーの角笛エンブレムはHGと違ってパーツによって色分けされました。側面のサブアーマーは黄色いダクトと青い箇所、ピンクのマークがパーツによって色分けされています。黄色いダクトの内側は色分けされていないので塗装による塗り分けが必要です。

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ショルダーアーマーは前後挟み込みなので中央に合わせ目がでるようになっています。

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脚部。こちらも表面膝下のモールドは内側からグレーパーツによる色分けとなっています。膝の青色部分もパーツによって色分けされています。太ももは前後挟み込みですが、側面の合わせ目はモールドのようになっています。膝から下の部分は被せタイプなので合わせ目はありません。裏面のV字型青色部分はシールによる色分けです。

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足首から下の部分。つま先は青色パーツによって色分けされ、足裏もグレーパーツによって色分けされています。足裏のモールドもしっかりと刻まれています。かかとは内側に大きめの穴が露出し、足裏も色分けされていませんでした。

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MGジム・スナイパーⅡ、1/100フルメカニクスガンダムバルバトスルプスレクスと。鉄血のオルフェンズシリーズのキットと同じサイズ。UC系よりも大柄です。

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HGガンダムバエルと。形状や全体的なバランスはほとんど変わらず。形状に大きな違いはありませんが、1/100フルメカニクスは細かい箇所がパーツによって色分けされているのでほとんどマスキング塗装の必要がなさそうです。

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スラスターウイングのアームは1/100フルメカニクスの方は別パーツによって色分けされています。

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頭部の可動は、顎引き、見上げた状態共にまずまずの可動域。宇宙を翔るような飛行ポーズが魅力のガンダムバエルだけに、後ろ襟が干渉して頭部をあまり起こすことができないのは残念です。

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首周りに干渉物がないので、左右への首振りは十分に可動します。

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ショルダーアーマーが大きめのキットですが、腕部はしっかりと上げることができます。

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肘の可動は外装パーツが干渉するのでまずまず。前腕の外装が思ったよりも大きめなので可動に制限がかかります。

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ショルダーアーマーのサブアーマーは適度に可動。イエローパーツの外側にはスリットがモールド化されています。ピンクのマークも別パーツで色分けされているので塗装も楽そうです。

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前かがみは画像よりも深く可動できますが、スラスターウイングを搭載したバックパックが重いため、しっかりと前かがみにしておくのは難しいようです。(個体差があるかもです。)どちらにせよ、重量のあるバックパックによって、胴体部分に多少なりとも影響が出てしまいます。

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ガンダムフレームの恩恵を受けて、腹部が左右に少し可動します。柔軟で幅のあるポージングが可能です。

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腰部は腰部アーマー類の干渉を回避するように回転させることができます。回転させる場合は後部のブレードホルダーやスラスターウイング、サイドアーマー、フロントアーマーなどの干渉に注意が必要です。

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付属のスペシャル台座。パールホワイトの成型色が豪華さを感じさせます。バエル本体の股関節に取り付け箇所はなく、台座に付属のU字型パーツによって股関節をはさみこんで固定させます。

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フロントアーマー、サイドアーマー、リアアーマーそれぞれの裏面は、共にパーツの組み合わせがそのまま露出する形となります。

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台座に設置。U字型パーツが安定せず、設置してもやや不安定。台座から落ちることは少ないですが、後方に倒れたりするのでポージングにはややストレスを感じることもあるかもです。

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フロントアーマーの可動がそれほど大きくなく、リアアーマーも可動しないので前後への開脚は適度に広げるくらいです。

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膝の可動はなかなかしっかりと可動してくれます。外装パーツも干渉しにくい形状になっているので動かすのがラクです。

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足首は細身なので保持力はいまいち。足首の可動範囲はそれなりです。

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アンクルガードが適度に可動。

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つま先も適度に可動します。

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内股は太ももの外装パーツが干渉するので僅かな可動。一方がに股は逆向きとまではいきませんが、画像よりももう少し向こう側にまで可動してくれます。

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サイドアーマーが干渉すること無く水平にまで開脚可能。

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足首も左右への可動はガンダムフレームならではの可動域を持っています。

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各関節がそれほど広範囲に可動するわけではないので、立膝には不向きなキットかもしれません。

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サイドアーマーは前後広範囲に回転可動。一部はグレーのパーツで色分けされています。

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上下にも水平程度に可動。

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バックパック。スラスターウイング可動部分のマイナスモールドが色分けされています。バックパックを外しても白い外装パーツがはめ込まれていて、互換性があるので他キットのバックパックも装着可能です。1/100フルメカニクスガンダムバルバトスルプスレクスのバックパックもマウントできました。

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スラスターウイングは展開したり折りたたんだりしていろんなスタイルが楽しめます。

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前後にも可動し、ワイドでフレキシブルな可動を見せます。

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スラスターウイングの付け根も回転可動。さらに上部のサブウイングも適度に可動。

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ウイングの先端部分も上下に可動。スラスターウイングの表現がかなり豊かになります。

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スラスターウイングの上部は別パーツをはさみこむようになっているので合わせ目がモールド化されています。

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スラスターウイングの裏面は中央に合わせ目が出るようになっています。

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グレーの翼型パーツも適度に可動し、ウイングの先端裏はグレーのパーツによって溝を埋めるようになっています。

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スラスターウイング側面もパネルラインがモールド化されています。黄色い電磁砲は特に発射口のようなものはないシンプルディテールで、一部黒で塗り分ける必要があります。下部のV字型ダクトは黒いシールによる色分けとなります。

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ウイングを展開した状態。バエルの印象が大きく変わり、雄大さを感じさせます。

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バエルソード☓2、握り手のハンドパーツ(左右)、手首が可動するハンドパーツ(左右)が付属。

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その他、スペシャル台座の余剰パーツ、ガンダムフレームの余剰パーツが付属します。

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バエルソード。柄部分も細かいモールドが入っていてしっかりとした作りになっています。肉抜き穴も合わせ目も出ないようになっていて完成度も高いです。

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ブレードホルダーにマウント可能。抜き差しし易いですし、しっかりと固定されるのでポロリもありません。

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ブレードホルダー。アームの中央部は色分けされていないので塗装による塗り分けが必要です。リアアーマーにダボを差し込んで固定します。

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ブレードホルダーは45度程度に角度調整が可能。

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ホルダーもボールジョイントによって柔軟に可動。

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さらにアームが展開し、様々な角度からバエルソードを抜き差しできるようになっています。

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フレキシブルに可動するので引き抜くポーズも容易ですし様になっています。

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柄の部分が細いので、ハンドパーツに差し込んでも少し余裕があります。反対側に保持するとスルリと抜け落ちることもあるので取り扱いに注意が必要です。

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手首可動式のハンドパーツによって、バエルソードを構える姿にいろんな表現を出すことが出来ます。

では適当に何枚かどうぞ。

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以上です。関節強度(足首)が弱めだったり台座設置が不安定だったりバックパックが重めだったりと、少し不安定な部分はありますが、肝心のスラスターウイングや腕部といったその他の部分は意外としっかりとしているのでポージングもそこまでストレスは感じませんでした。フライングポーズが一番魅力的なガンダムバエルにあって台座設置が安定しにくいのは致命的な感じもしますが、このあたりはある程度しっかりと固定できる台座を用意したり補強して保持力を高めるなどして対応すればOKかと思います。

HGと同じく付属の武器は少ないですが、とにかくポージングはよく決まりますし清潭な色具合や容姿は本当に気品あふれる感じがよく出ていて魅力的です。素立ちではそれほど魅力を感じないバエルがポージングをするだけでこれほど変わるのかと驚きさえ感じるキットなので、バエルソードによる二刀流ポーズを思う存分楽しんでみてはいかがでしょうか。

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9 件のコメントがあります。

  1. 匿名

    on 2017年3月27日 at 23:20 - 返信

    バエルソードが短く感じる事はありますか?

    • nori

      on 2017年3月28日 at 04:04 - 返信

      コメントありがとうございます!
      これはもう好みの問題かと思われますね。短いと思えば短くも感じますし、そうでもないと思えばそうでもない。
      曖昧な答えかもしれませんが、自分がバエルを組み立て、ポージングした時に特に短いとは感じませんでした。
      劇中で表現されているバエルソードとも遜色ない程度に作られていると思いますので、それほど気にする短さではないと思いますよ。
      参考になれば幸いですm(_ _)m

  2. TsuKaSa

    on 2017年4月2日 at 08:08 - 返信

    私もバエルソードは短いと感じました。
    HGのバエルソードはホルダーに入れるとくるぶしの辺りまでありますが、1/100はそこまで長くない上に、幅があるので寸詰まり感があります。
    まぁ、確かに好みの問題かもしれませんが

    • nori

      on 2017年4月2日 at 23:58 - 返信

      コメントありがとうございます!
      HGと比べると短くなっているのは残念ですね。可動による折れやすさや破損のしやすさを考慮したのかもしれませんし、そうでは無いのかもしれません。
      となると造形による延長など、何かと手間が掛かりそうですね(-_-;)

  3. jun

    on 2017年4月9日 at 15:55 - 返信

    アクションベースのU字型のパーツは、
    写真を見ると少し浮いているので切って調整したら少しでもよくなると思いますよ。

    • nori

      on 2017年4月10日 at 05:20 - 返信

      コメントありがとうございます!
      画像ではカットしない状態で撮影していますが、その後カットしてスタンドしてみました。
      ですが結果、やっぱりゴロン!ってなってしまいました_| ̄|◯ おそらく自分のやり方が良くなかったのかもしれませんね^_^;
      カットしてはスタンド、カットしてはスタンドを繰り返していたら、かなり短くなってしまったというorz
      結果は残念なものになってしまいましたが、コメントをいただき大変感謝です(^^)今後共よろしくお願いしますですm(_ _)m

  4. yamato

    on 2017年4月12日 at 15:05 - 返信

    バエルソードを持たせる時、可動式の握り手だと持ち手がぐらぐらしませんが普通の握り手だと、すぐにバエルソードが落ちてしまいます。どうしたらいいでしょうか?

    • nori

      on 2017年4月13日 at 03:46 - 返信

      コメントありがとうございます!
      確かに、こういったグラグラ状態だとちょっとポージングにも困りますよね^_^;
      少々見た目や手法にこだわらないなら、ハンドパーツ武器保持用の穴に長めのプラ板を差し込んでサポートさせるというのも1つの手ですし、
      パテで型どって、固まったら隙間に挟んでバエルソードを保持するというのも手だと思います。
      もし見た目にもこだわっていて、キレイな形で持たせたいなら、
      ハンドパーツとバエルソードに1.5mmや2.0mmのネオジム磁石を埋め込んでパテで成形し、(塞ぎ)
      磁力でしっかりと保持させるというのも手だと思います。
      自分だったらネオジム磁石を使って改修するかもしれませんね。
      もう少し色々とアドバイスができればいいのですが、こんな感じで試していただけると幸いですm(_ _)m

  5. EXIA

    on 2018年12月11日 at 15:49 - 返信

    カッコイイけど1/100は関節の可動範囲が少なすぎる。

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